★★ 天候について ★★


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●天候はセーリング・ライフを左右する重要な関心事ですが、天気図を見て1〜2日後の天候を予測できるようになることも必要です。

●アウトドアー・スポーツを楽しむと言うことは、平穏で楽しい日がある反面、冷酷で厳しい自然の仕打ちを受ける時もあるので、天候や風の変化に敏感になり事故のない楽しいセーリングを心掛けたいものです。


 ◆日常的な注意点◆
・太平洋高気圧が張り出した夏本番の季節に発生する発達した雷雲や大気が不安定な時期に多く発生する局地的な前線により、直下の地域はもとより離れている地域にも突風として影響します。この時は、風が急に暖かくなる逆に冷たくなる、あるいは急に風が止まると言った前兆があるので、この時は一旦戻り天候の変化を確かめてから出て行くようにしましょう。

・雷の直撃の場合、風は空からの吹き下ろしですので、セーリングは殆ど不可能となります。雷-イメージ

・台風が直撃した場合、台風一過の雲一つ無い”スカッー”とした日本晴れは
”悪魔の誘い”で吹き返しによる強力な突風に見舞われます。外洋に面している場合、台風の通過後3日間は静かにならないようです。

・天候を予測する方法に昔からの知恵に観天望気がありますが、一般に知られている諺に「朝焼けは、天気は下り坂」「夕焼けは、明日は晴れ」があります。セーリングにおいては更に次のような予測も重要です。雲の流れ方や形状、見通し距離により風の強弱や風向の変化を予測する方法です。
・天気が良く、暑くなる日に海岸等に吹く循環風について、太陽の日差しが強まり地上の温度が高くなると、地上での空気の温度も高くなり上昇するので、沿岸に向かって海上の涼しい空気が吹き込む事により循環風が吹きます。循環風が最大になるのは午後2時頃の最高温度の頃で、温度が下がって来ると循環風も次第に弱まり、午後4時過ぎた頃には完全に止まり夕凪となります。

 ◆季節毎の注意点◆
・季節の変わり目は、大気が不安定なため、天候の変化が激しい日があるので注意しましょう。前線-イメージ

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