今回の事故による放射線の周辺への影響(全体概要)
原子力安全委員会の「健康管理検討委員会」における調査審議を踏まえると、今回の事故による放射線の周辺の方々への影響については、次のように判断されます。
- 急性の影響(確定的影響)は心配ありません。
- がん、白血病などの晩発性の影響(確率的影響)については、国際放射線防護委員会の勧告によれば、実効線量で約200ミリシーベルト以上の線量で、わずかながら増加が認められたとされています。
50ミリシーベルト以上の線量でも、こくわずかな増加か認められたという報告もありますが、50ミリシーベルトより小さければ、心配ありません。
- 遺伝的影響は、心配ありません。