しばらくこのコラムを休んでしまった。

 5月から約4カ月間、ある勉強?をしていたのだ。一種のトレーニングだ。
でも身体を使ったトレーニングではない。むしろ、身体を使っている暇があまり
なかったのだ。一週間に2回くらいは歩くなり、自転車にのるなりの運動をし
ていたのだが、何時の間にかこれもおざなりになっていた。

 お盆過ぎころ、急に思い立って、庭の草取りをはじめた。3日ばかり連続して
(といっても2時間くらい)仕事をした。その間、低い姿勢の連続だった。そのあと
どうも腰が痛い。例によって腰痛になったな。早速翌日いつもかかっている接骨
院にゆく。石川先生は若いが腕はいい。今は保険の診療だが、以前は全くの
手揉みだった。

「内藤さん、これは3週間くらいかかりますよ」
とのご託宣だ。
 10年以上お世話になっているので、安心して身をまかせられる。
今回は足はバランスがとれているとのこと。
「疲労性腰痛ですね」

 なにしろ朝起きてからがつらい。下が向けない。トイレは上を向いたままだ。
もちろん顔が洗えない。30分くらい椅子に腰をかけていて、ようやく動けるように
なる。どちらかというと午後の方が楽である。接骨院には出きるだけ通う。里美村
なので、片道40分のドライブだ。ドライブは好きだし、腰を使わないので苦になら
ない。

 腰をかばいながら2週間が過ぎた。
「先生 今回は治りが遅いですね」
「内藤さん いくつになりました。 歳ですよ。以前とはちがいますよ」
 こんな会話をしながら3週間が過ぎた。腰は徐々に良くなってきている。
(99.9.15)

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