庭の芝刈り

 秋雨前線の活動の合間に庭の芝刈りをした。 電動芝刈り機である。 某H社製造の回転刃(水車の様に刃が回る)方式のものである。 庭の半分も刈らないうちに 「ググッツ」 という音とともに刃の回りが急に遅くなった。 別に硬いものを噛んだわけでもないのに、回転減である。 空転させても同じよう。 「あ これは故障だ」 ということで庭の芝刈りは途中で頓挫した。

 この芝刈り機、実は曰くつきである。 最初に購入したのは10年以上前。 これは5年ばかり使ったところで、回転不良。 「ああ故障だ」 と単純に考えて同じ形式のものの新品を買った。 この2台目が使用後、3年ぐらいで、また回転不良。 毎年使う回数はせいぜい5回くらいのもの。 いかにもおかしいので、販売店のホームセンターをすっとばして、特約店の某センター電気に掛け合って修理依頼。 返事は 「原因として使用後はきれいに清掃して、乾燥したところに保管しておいてなかったのではないか」 とのこと。 「だって庭仕事にいちいちこんなことはできるわけがない。 雨上がりの芝刈りだったある。 保管だって、物置の中が精一杯だよ」 と再度掛け合う。

 結果は、 「今度新しいモーターを開発したので、これに取り替えたので使ってみてください」 とのこと。修理費は無料だった。 多分モーターのレヤーショートかなにかだったのだろう。

 さてそれからまた5年ばかり経過。 今度も同じような症状ということは、抜本的には直っていなかったということ。 刃も大分磨耗したし、いよいよ悔しいが買い換え。 ホームセンターに行ったら某H社のものは置いてないので、ついに別の社ものにした。 某H社とはここで決別。 形式もロータリー式に変更。 さて今度はどのくらいもつのか?

 いくら農具?で消耗品的であっても、こんな寿命では情けない。 とくにモートルの某社といわれた会社の製品でモーターが一番先にいかれたのは全く残念でいただけない。

(2000.9.14)

  目次表示
  次の週
  前の週
  ホームページに戻る