年末に近づくと、いろいろなソフトのバージョンアップが真っ盛りだ。 ほとんどが年賀状作成や宛名書きソフトだ。本来なら昨年のもので十分だが、 いろいろ他人に聞かれたり、するので、「筆まめ」 と 「筆自慢」 を購入した。 内容を見てみると、あまり大きな変更はなく、イラストが兎中心から辰中心になった ぐらいだ。 住所録リストの表示位置を一部変更したりで、今まで常時使っていた人に とっては却ってとまどうことになる。 また周辺のおまけソフトが追加されたりで、便利にはなったが、おまけ的ソフトは 専門ソフトにはかなわない。 ソフトを売る側からいえば、毎年バージョンアップすれば 売れるので商売上はおいしいんだ。 ユーザーから言えば、3年ぐらいは取り替えなくてもいいくらい親切にイラストをたくさん 入れておいたらどうかと言いたい。またソフトの内容も十分吟味しておくべきだろう。 海外ではせいぜいクリスマスカードで、これは干支がないので、毎年こんな不経済な ことはやらないんだろうな。 バージョンアップと言えば、ホームページビルダーも新しくなった。 ホームページ ビルダー2000がなんと2001になったのだ。 それも2000年にならないうちに2001 というのはなんともだらしなく感じる。 多分2000年までは使えるということで売り出 したのが、ものの1年もたたないうちに2001とはその節操のなさにはあきれるだけだ。 ユーザーの要望に応えるとか、メーカーはいろいろ言うと思うが、ユーザーに金を使わせる という点で、不親切だ。でも最新版といわれると欲しいなという心理が働く。これも結局 買うことになりそうだ。 パソコン雑誌を見ると、製品紹介で、いいことしか書いていない。製品の不具合点も 徹底してあばいてくれる記事が少ないように感じる。 (99.10.29) |