エルゼ・クリンク・アンサンブル 今まで見たこともない、聞いたことのないジャンルの日立公演のお手伝いをした。 「え オイリュトミーって何???」 というところから始まって、 「まあ イベントのお手伝いですね」 ということで、気楽に引き受けてしまった。 音楽と踊りということはなんとなく判った。 でもどんな踊りなのか。 ドイツが発祥で、シュタイナー教育の一環であるらしい。 シュタイナー教育に詳しい人たちには何でもなくても門外漢の私にはさっぱりわからない。 それでいて、ポスター、チラシの原案つくり、チケット作りをやった。 頼りは主催の幼稚園の先生の根本裕美さんだけだ。 総勢20名ほどのグループで、そのなかには、世界的に有名なヴァイオリニストもいるらしい。 日本公演は東京、京都など各地で行われるが、いずれも幼稚園が主催で、興行的には素人の集まりのようで、全体像がなかなか見えてこない。 でも各地のメンバーを主体にしたメーリングリストでだんだん輪郭が判ってきた。 チケットは1000枚くらい売れないとペイしない。 チラシが出来たらチケット売りにエネルギーを使う。 そうこうするうちに11月5日を迎えた。 当日の進行は、主催の幼稚園がメインで、私は写真の担当。 まあ楽な方だ。 昼から市民会館に行って、リハーサルの状況をカメラに収めようとしたが、みなさん緊張していてカメラを向ける雰囲気でもなかった。 被写体はスタッフの皆さんのスナップ中心だ。 開場時間の6時半の1時間前にはもう人が並びはじめた 。開場30分前にはもう長蛇の列。 これはすごいや。 でもリハーサル中で、早めにあけることは出来ない。 ようやく定時に開場。 なんとお客がいっぱいで、1000人弱の入場者。 これは大成功だ。 開演後は舞台の脇に陣取り、ビデオカメラで、演奏者を狙う。 舞台は他のスタッフが担当だ。 観客は静かに鑑賞している。 とにかく音楽がすごい。 う ![]() スタッフの特権で、楽屋に何度も出入りした。 公演後の演奏家、オイリュトミストたちはみないい顔をしている。 気さくで素晴らしい人たちだった。 気楽に記念写真に応じてくれた。 自分も妻とカメダ氏をはさんでカメラに収まった。 いい一日をすごした。 (2001.11.11) |