海外旅行事情 11月の末に海外旅行をした。 海外といっても、毎年行くマウイ島(ハワイ)である。 でも海外にはちがいない。 アメリカの同時多発テロ以来、海外旅行をとりやめる人も増えたが、こちらは例年行事みたいになってしまったので、そのまま出かけた。 チケットは同時多発テロより前に買ってしまったので、あとから考えるとちょっと高かったかなと思ったが、支払いは済ませてしまったし、そのままとした。 でも出発の2週間ほど前になって、航空機の保険が増額になったので、追加として一人1250円を払えとの連絡がきた。 やれやれ。 ちょっと悔しかったが追加で払込をする。 成田の受付は従来の2時間前が、3時間前になり、ホノルルでの乗り継ぎは3時間の余裕をみるとのことで、アロハ航空の便も変更になった。 さて成田までは車。 成田のパーキングはがらがらで、値引きの看板も目立つ。 パーキングのおにいちゃんは言葉も丁寧。 荷物の上げ下げなどサービスもいい。 従業員も前に比べたら減ったみたいで、大変のようだ。 3時間前からということだったが、もうそれ以前からどんどんチェックインさせている。 成田の荷物検査は以前とほとんど同じ。 でも家内のスーツケースは開けてチェックされた。 なにが引っかかったのかな。 多分「お米」か。 出発ロビーに入るときにはちゃんとボディーチェックがあった。 機内食のナイフが金属製からプラスチック製に変わったほかは、さして変化はない。 ハワイ行きの便が減った加減か、ほぼ100%のお客さんだ。 ホノルル到着。イミグレーションは従来通り。 荷物を持って税関を出るときに、全部透視検査をされる。 これはいままでハワイではやっていなかったこと。 家内のスーツケースがまたあけろということで、チェックされた。 アロハ航空の乗り場では武装した兵隊が、3人、入り口で見張っている。 ゲートでまたボディーチェック。 アメリカとか、島間の便で乗り継ぐ人は念入りに再度チェック。 マウイの出口では何もチェックなしで、ようやく平和な島にきたという気がした。 今回の旅行は、マウイからハワイ島への旅行を考えていたが、ラナイ島に変更。 飛行機に乗る毎にうるさいチェックをされるのが、いやで、フェリーで渡れるラナイ島にしたのが正解だった。 さて、帰りの便。 乗り継ぎの時間が長くなったので、マウイ出発は朝、6時25分の始発だ。 家は4時半に出発。 ねむいねむい。 マウイのカフルイ空港のチェックインは検査の人たちがまだ来ていなかったのか、スーツケースの透視検査はなし。 ホノルルは荷物は素通りなので、どうも手付かずで飛行機に乗ったらしい。 成田でスーツケースを受け取る。 いつの間にか、航空会社の封印のシールが貼ってある。 どうもアメリカ向け、アメリカ入国の場合は厳しいが、アメリカから出るときは、ゆるくなっているようだ。 これもアメリカ流か。 (2001.12.5) |