ワインを楽しむ
日立の文化事業団が主催している講座で「ワイン入門講座」というのがある。
全部で8回シリーズ。7回終ってあと1回だけになった。
内容は、ソムリエの資格をもった戸辺さんという方が、1時間ほど講義をして、あとは
1回あたり6種類くらいのワインのテイスティング(日本酒では利き酒にあたる?)をする。
1回毎にドイツ、フランスなどと生産する地域別の話とそこの代表的?銘柄のワインを試飲する。
先日、その講座に出ている男性3人女性3人の有志都合6人が集まって、実戦にでかける
ことになった。水戸に勤務している人のおすすめで、レ・フィーユという水戸のレストランだ。
夕方7時前に水戸に集合。くだんのレストランを探しながら寒い中を10分ほど歩く。
さてワインリストを見せてもらってどれにするか全員で品評。聞いたことのある名前もあるが、
全く知らないワインもある。癖のなさそうなワインを白、赤1本ずつ適当に選ぶ。講座の成果が
生きたかどうか心もとない。 まず白ワインが出る。早速味わう。「なんとかいける」 などといって
味わっていたら、オードブルが出る前に1本飲んでなくなってしまう。
このお店はコースで頼むのだが、オードブルとメインディッシュは何種類かのメニューの中から
選択ができる。結果はそれぞれ違った6種類を選んで、1口ずつ食べては次の人に回すことにした。
「食事の種類に会うワインを ではなく とってしまったワインに会う食事は何か になってしまったね」
と勝手に理由をつける。
オードブルのころにはもう赤を飲んでいる。メインディッシュに結局もう1本とることになった。
今回は飲み慣れたキャンティだ。これはスッキリしていてよかった。
にぎやかにわいわいおしゃべりしながらの食事で
全員満足。食後酒は予算も考えて今回は見送りに
なった。あとで集まった人たちの顔ぶれを考えたら、
どうもワインのうまいまずいよりも、おいしい食事で、
適量のワインがあればオールOKという人たちばかり
であった。
食事を食べ尽くし、ワインを飲尽くしてテーブルの上は
水だけになった。(右の写真)
(1999.3.12)
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