4.5年前に買ったノートパソコンがある。コンパックのコンチュラという製品でCPUは
486-25でウインドウズ3.1がやっと動くという機械だ。
少し前から日付が狂うようになったので、これは内臓の電池が消耗したのだなと感
づいた。土曜日、朝から時間がとれたので、ノートパソコンをばらしにかかった。
マニュアルを見たが、分解の方法は書いてない。仕方がないのでネジをひとつずつ
外してゆく。ネジ頭が十字でもなくマイナスでもなくて、特殊の形をしている。道具箱の
中を総動員してなんとかネジは外れる。
さて、上面(キーボードの面)とベースとを外すのだが、どこがはめ込みになっている
のか手探りであちらこちらを試す。ドライバーでこじたりしてすこし手荒に扱ったら、何とか
外れる。
お目当ての電池は?? あったあった。 CR1220 だ。 だがケースにしっかり
挟まれていて、容易には外せない。多分ノートは振動が多いだろうと半固定状態にした
のだろう。これも無理やり抜き出す。 電池の固定部分が一部欠けてしまう。
えい ままよ まあいいか。 いざとなれば半田づけもあらーな
の気分。
すぐワンダーステーションに車を走らせる。あったあった。200円台でそんなに高くない。
往復10分だ。こんなとき近いととても便利だ。
さて、一部壊れてしまった電池保持部分に差し込む。多少不安定だが、普通の使用
には耐えられそう。
いよいよ復元。ネジを締めなおす。組み立て無事完了。date time をあわせる。
こんどは電源を切って、再投入してもOKだ。 めでたしめでたし だ。 あと5年は
現役で使おう。組み立ててみてわかったのだが、外す必要のないネジを4本余分に
外していた。
これをメーカーに送り返して修理したら、数千円はかかったろう。
(1999.3.7)
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