ビデオの編集 ネパール旅行に行ったとき、カメラを持っていった人はずいぶんいたが、ビデオを持参したのは私一人だった。 当然の結果としてその記録を編集することになった。 撮ったビデオは DV60分もの 6本になった。 延べ6時間である。 まずラッシュを見て、どこに何が記録されているかカウンターの値と内容を紙に書き出す作業から入った。 これだけで1日以上かかってしまった。 ビデオの編集は本格的にはやったことがなかったので、試行錯誤である。 カメラ1台では編集ができないので、DVとVHSのダブルデッキを持っている人から機械を借りた。 これは高速道で、1時間のひたちなか市まで取りにいった。 さて、せっかく編集するのだからと、タイトルはパソコンで入れることにする。 ちょうどデジタルのキャプチャーボードを入れていたので、ラッキー使えるよ。 最初の部分を静止画、それにタイトルを入れて、バックグランドの音楽を入れて、約40秒の部分をつくる。 avi にまとめる。 これをパソコン上で動作させるとちゃんと動く。 だが、だがである。 どうしてもDVに書き戻せない。 よくよく調べてみると、DVの音声は12ビット、それに対して、入れた音楽の wav は16ビットだ。 どうもこれが原因らしい。 音を抜けばちゃんと書き戻せる。 ここに気が付くまで丸1日。 それではと、DVから取り込んだ avi をベースにして、画像、音を、置き換えたら、なんとか書き戻せるようになった。 この調子で、最初、中間部、最後のエンディングクレジットの部分をつくる。 あとはパソコンを使わずに、DVからDVへモロ接ぎにした。 ようやく55分に集約。 これでまた1日。 だいたい完成かと喜んで、DVからVHSへダビングしたら、タイトルの赤字がにじんで見苦しい。 そこでまたタイトルを白字に変更。 これで半日。 そういえばテレビの画面の挿入文字は白字が多いこと。 なるほどである。 これでパーフェクトかと思ったが、やはり55分は長い。 各カットを5秒程度にし、またさほど重要なところをカットして35分に再編集。 これでまた半日 。やれやれと思ったら、今度は最後の部分のタイトルの人名が間違っていて、これを修正。 これでまた小半日。 ようやくVHSに1本だけダビング。 ああもういやになった。 でもいろいろ勉強になったな。 以上ビデオ編集のお粗末記でした。 技術用語的?な言葉が入って読みにくかったかな。 (2001.3.10) |