ネパール旅行 ネパールに1週間ほど旅をした。 ひたち生き生き百年塾で、ネパールの山間のムーレ村というところに、中高等学校の校舎を寄付したので、その完成セレモニーに行かないかと誘われて、同行した。 全員で15名。 「ネパール学校訪問団」 という名前で、団長は前の市長の飯山さんだ。 ![]() ネパールは、世界でも貧しいほうから数えた方が早いという国で、国の予算がなくて、とても学校の校舎までは手が回らない。 そこで、いろいろな国が援助の手を差し伸べている。 今回も市民の皆さんの寄付で、数教室の校舎が建った。 金額は200万円ほどである。 ムーレ村は首都カトマンズからバスで約6時間の山間の村。途中からはヒマラヤがよく見える。 日本から、ノートブック400冊、消しゴム、サインペン、地球儀など たくさんの贈り物を携えての訪問。 先方では国会議員、村長をはじめ、近隣の村からも大人、子ども総勢450名ほどが出迎えてくれた。 除幕式、挨拶などのセレモニーのほか、子ども一人一人にノートを手渡したり、歌、おどりの交流など、予定のスケジュールを無事終えた。 ![]() ネパールはなんといってもヒマラヤ。 私にとっては始めてのヒマラヤ観光だ。 ただただその威容と神々しさに圧倒されてしまう。 そして人のいいネパールの人たち。 貧乏ではあっても家族そろっての生活。 そこには人としての原点をまだいっぱい残している。 とてもすがすがしい旅であった。 日本へ帰ったら、とたんに風邪を引いてしまった。 「ほこりっぽくても、ネパールの空気はよかったんだな」と思いたくなってしまう。 (2001.3.6) |