草取り(2) 今年は例年になくよく草取りをしている。 時間にちょっと余裕が出てきたなんてことがあるのかも知れない。 他人とは比較にならないが、もう2回も芝刈りをした。 草取りをしていて気がついたことを追加でひとつふたつ。 今年は最初の芝刈りのあとで、化学肥料を多めに撒いた。 そのためか雑草が一挙に伸びた。 芝は緑が濃くなった程度だが、雑草の伸びはすごい。 そのため逆に、雑草がとりやすくなったのはなんとも皮肉だ。 これはノウハウとして来年も使おっと。 蚊に刺される。 あ、これは蚊と共生しているんだなと思うと、少しは我慢できる。 一方、蚊が住む環境を破壊しているんだなとも思う。(これは前回にも書いた) 蚊が住める範囲をだんだん狭めているのは、新大陸で原住民のインデアンを追いやってゆくのもこんなのと同じなんだなと思ったりする。 種と、地下茎で増える雑草は強い。 とってもとってもきりがない。 毎年どんどん増えてゆく。地球の最後はこんな草と、ゴキブリだけ! なんて思ったりもする。 種が時差で芽を出すのもある。 こんな種は毎年出てくる。 これも生活の知恵。 芝の草取りは、大きいのから取るのは結局次の年はひどい目にあう。 じゅうたん爆撃的に少しの面積だけでもいいから徹底的に取ってゆくのが来年楽をするポイントのようだ。 地雷の除去もこんなろうなと思いを馳せる。 近頃庭の木に蝉が来なくなった。 遠くの林では鳴いているようだが、飛んでまではこない。 絶対数が少なくなったのではないかと心配だ。 アマガエルも今年はゼロ。 明らかに自然環境が変化しているのだ。 夏水仙が芽を出して伸びてきた。 もう明日には咲きそうだ。 今年は雨がない。 そろそろ雨がきてくれないと人間もばててしまうよ。 (2001.7.31) |