イタリア絵本を楽しむ会 6月の中旬から、イタリアの絵本50冊の要約を依頼されていた。 訳すのは、ホームステーに来ているイタリア女性のラウラだ。 冬にはジョヴァンナという女性が約3ヶ月滞在した。 今度はその友だちのラウラだ。 年は同じで大学も同級生だったそうだ。 要約もめどがついたころ、絵本をみんなに見てもらおうと思い立った。 絵本は日本語の要約が終わったら、板橋のブックフェアーのためにすぐ返却することになっていた。 この間を縫って、よしやろう。 早速近くのコミセンの場所を予約。 ラッキー。 会議室が空いている。 今度はスタッフの募集。 時々我が家に出没する人たちがターゲット。 なんとか数人は確保できそうだ。 そうだ読み聞かせもやりたい。 テーマは 「イタリア絵本を楽しむ会」 ということになった。 すぐ有名4紙に広告文をファックスする。 あとはポスター、チラシの作成、配布。 そして日本語要約文の印刷などなど。 することはいっぱい。 朝日、読売から反響あり。 ローカルのイベント欄に乗せてくれるという。 今年はイタリア年なので、アピールする点があったのだろう。 当日、朝9時にスタッフ集合。 時間通りに来たのは、一人だけ。 でもぼつぼつ集まる。 会場セッティングは始まれば早い。 であっという間に10時開場時間。 さて、何人くるのか。 多くくるのかぜんぜん来ないのかさっぱり予測がつかない。 スタッフをやってくれる人に聞いてみると、間違いなく来ると言っているのは3人だけ。???? 10時に知り合いのご婦人が二人連れで来た。 やれやれ 。おっと男の人も来た。 え。 新聞記者だ。! 掲載依頼した新聞ではない。 どこで聞いてきたのか? とにかく応対する。 10時半の読み聞かせの時間になったら、家族連れもぼちぼち来て、用意した20席ばかりの椅子は埋まった。 ああ よかった。 来場者は多からず少なからず。 午後にはイタリア語の先生の大和田さんも応援に来てくれる。 スタッフも来場者と和やかに談笑もでき、みんなで絵本を中心に楽しんでいる。 イタリア語と日本語の両方で読み聞かせをするなんて、なかなかいい。 スタッフに幼稚園、小学校、高校の先生もいたのがうまく進められたポイントだったかも。 ![]() 終わってから自宅に戻って、ラウラの手作りのパスタをメーンに打ち上げ会。 パスタはパンチェッタも入った本格的なもの。 みんな遅くまで談笑。 月曜日は新聞の休日。 火曜日にひょっとしたら掲載されているかと思って新聞屋を尋ねる。 予想外に大きく取り上げられていた。 ラウラも有名人になったといって喜ぶ。 やーうれしいことだ。 今回の企画は大ヒット。それに新聞にでるというオマケまでついた。 新聞はここをクリックすると見ることができます。(約100KB) (2001.7.13) |