年賀状考

 今年ももう年賀状が大部分到着した。 昨年に比べて、出足がいいというか、元旦に配達された割合がずいぶん多いように感じた。

 どうも世間が不景気になっているので、暮れが暇になって、年賀状を書く時間ができてきたのかなとも思うし、郵便番号による仕分けの比率が多くなって、処理が早くなったことも影響しているのかもしれない。

 さて、年々、パソコンで書いた比率が多くなってくるようなので、今年は、我が家にきた年賀状について集計してみた。 全体の枚数は 281枚である。

 まず、印刷屋で印刷したんだなと思う年賀状は全体の40%であった。
 これに対して、パソコンで印刷したなと思われるのは45%もあって、これがメインになってしまった。
 そのほかは 写真屋にたのんだものが   3%
 はんこで押したもの 3%
 リソグラフ       3%  これは まだ健在だ。
 ペンだけで手書き  2%
 筆で手書き      3% ただし本当の筆で書いたものは 3枚(1%) あとは筆ペン。
 版画          1%       減ってきて残念だ。

 こんな割合であった。

 さてパソコンで印刷したもののうち、インクジェット紙は そのうちの82%で、ものすごい比率である。印刷屋で印刷したらしいものにもインクジェット紙があるので、全体の40%くらいがインクジェット紙だ。来年はもっと比率が上がりそうだ。 いつも印刷でくる本年90歳の大先輩の年賀状は今年は写真入のパソコン印刷になった。 多分、お孫さんあたりが援助したものと思うけれど、時代の推移を感じますね。

 パソコン印刷のうち、4辺ふちなしのプリンターで印刷したのは全体の1%(3枚)であった。 ちなみに私が出したのは全部パソコンのお世話になった。 そしてインクジェット紙使用。 4辺ふちなし印刷だった。

 新年、こんな数を数えているなんて、暇になったものだ。

(2002.1.3)

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