月曜日に十王町高原の椎名酒造を訪れた。 メンバーは日立の北部地区市民教授ネットワークの人たち11人である。 椎名酒造は清酒 「富久心」 を造っている造り酒屋である。 一昨年、日立の文化事業団主催で、「吟醸酒入門」 という講座があった。 この時の講師が、椎名酒造の社長の椎名将人さんである。 私はこの講座に参加したとき、杜氏を使わずに、自分で酒つくりの全部をやってしまう椎名さんに感心し、講座が終わってからメンバーの有志が集まった「地酒同好会」 にも参加することになった。 そうこうするうちに、北部地区ネットワークで、「なにかイベントなーーい」 という声とともに「では酒屋を見にゆこうよ」 ということになった次第。 集合予定時刻には全員顔を揃え、皆うきうきした顔だ。 午後2時現地着。 まず酒造りに使っている水を飲んで、「これはいい水だ!」。 水は裏の山から湧き出ている水なんだそうだ。 すぐ蔵の中に案内される。椎名社長のまとを得た説明で、酒造りの苦労、ノウハウ、そして椎名さんの熱意が感じられる1時間だった。 こんなに気持ちがこもったいい酒が地元にあるんだから、もっとPRしてあげたいな。 ![]() 酒瓶のラベルは全部手書きなので、1枚ごと全部違っている。こjこにも手作りの味が出ている。ちょうど搾りたての酒を一口味わせていただいたが、これがうまかった!!!!。 1升びん、4合びん、酒粕 など思い思いに仕入れて帰途についた。 酒粕は翌日、甘酒にしたが、これがまた絶品の味で、ちょうど来客もあったが、あっという間に飲みきってしまった。 この時期、これから吟醸酒の仕込みに入るとのこと。今年の吟醸の出来が楽しみだ。 (00.2.25) |