サッカー談義 サッカーというとどうしてもアントラーズの話題になる。 8月11日の札幌戦、25日のガンバ戦、29日のナビスコ杯レッズ戦と8月だけでも3回カシマスタジアムに通った。 試合は勝っているからいいようなものの、以前ほど、盛り上がりが感じられないのはなぜか。 往復の車の中での会話や思いついたことから少し。 ワールドカップの前年なので、新聞の紙面はサッカーの話題でにぎわっている。 しかしJリーグの観客が圧倒的に増えたとは思えない。 Jリーグが始まったころは遠くの試合も見に行ったものだ。 国立はもとより、横浜、市原、柏にも足を伸ばした。 でも今はカシマだけ。 ところで最近のアントラーズはどうだろう。 セカンドステージが始まって、幸い連勝しているが、見た感じでは強くなったとは思えない。 25日のガンバ戦だって、勝ったものの、試合が終わってから帰るサポーターたちはあまり声もなく、負け試合のようだった。 なぜだろう。 以前のような小気味のよいサッカーがみられなくなったということだろう。 前半から体力温存的な省エネサッカーだ。 ボールは足元で止まるは、パスはゆるいは では創造的プレーは出てこない。 すかっとしたシュートもない。 たしかに相手ディフェンスもうまくなったとはいえ、フォワードだってうまくなっているはず。 29日のナビスコ杯でも相手が退場二人で人数が少ないのに、シュートを打っても打っても入らない。 見ているほうもあきれてしまう。 崩し方が下手だ。 ほんらいなら5点くらいは入っていい展開だ。 延長でようやく長谷川のヘッドで勝ったけど、これで負けていたら大ブーイングだ。 個人論に入ろう。 元凶はビスマルク。 動かない。 そしてボールを受けてからパスを出すのに時間がかかる。 これでテンポが遅くなる。 ためができるというのと勘違いしているのではないか。 大体ブラジル人は似ている。 アウグストもそうだ。 ボールが来たらドリブルしたがる。 これ ちがうだろう。 個人プレーではないんだ。 セレーゾ監督。 若手をつかいたがらない。 本山や、中村なんてもっと力をつけるチャンスを与えてやるべきだ。 安全第一も重要だが、面白いサッカーを見せるのも監督の仕事のひとつだろう。 ついでに言うと、せっかく優秀な若手を集めているにもかかわらず育て方が下手。 これはコーチ、サテライトの監督たち。 なにやってんだろう。 マンネリの練習しかしていなんでは。 その証拠にサテライトや、ユースの戦績が悪い。 サテライトなんて圧倒的に強くていいと思うんだが、どうだろう。 若手のみなさん。 すばらしい寮(だそうですね)に入って、サッカー三昧。 でもハングリー精神がなくなっているんでは。 月間のファン雑誌フリークスの記事が年々面白くなくなってきてる。 これは若手のインタビュー記事にユニークさがなくなっているのが一因だ。 スタジアム。 広く見やすくなったのはいいが、逆にサポーターシートに間が空きすぎて、応援がまとまらない感じ。 以前のように通路に立つ人もいたほうが、しっくり応援できる。 そして椅子には飲み物の置き場をつくってほしいな。 2階など傾斜が急なので、万一コップをひっくり返したりしたら何列も前までいっきに流れてしまう。 あれこれ書いていたらすぐ1ページをオーバーしてしまうね。 でも話は簡単。 面白いサッカーを見せてくれればいいんだ。 (2001.8.30) |