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最終更新日:2000年12月23日

予算編成のロゴ

橋本昌知事に要望書を提出  平成12年12月22日、井手よしひろ県会議員をはじめとする、茨城県議会公明党議員団は、橋本昌茨城県知事に「平成13年度の県予算編成に関する要望書」を提出しました。
(写真左から:橋本昌知事、鈴木孝治県議、足立寛作県議、井手よしひろ県議)

 この要望書は、10大項目695項目に及び、具体的な県政への要望をまとめたものとなっています。

 今回の要望書は、@IT革命への対応、A平成不況の克服対策、B行財政改革の推進、C地方分権の推進、D少子高齢化対策(特に介護保険の充実)、E福祉・医療・教育などの充実を重点的に訴えました。

平成13年度 茨城県予算に関する要望書

 いよいよ新しい千年紀が開幕いたします。わが茨城は、21世紀に大きく飛躍できる未来性・可能性をもった数少ない県の一つだと考えます。しかしながら、著しい少子高齢化の進行、IT革命、環境・教育問題、危機的な財政状況など、さまざまな困難と課題を抱えており、その一つひとつを丹念に克服してこそ、希望の新しい世紀を開くことができるのです。

 平成13年度は、そのスタートの年であり、大きく変化する社会情勢を的確にとらえ対応しながら、また今後さらに加速するでありましょう地方分権、規制緩和などを視野に入れつつ、県政運営をしなければなりません。他方、県民の県政に対する要望は、1日も早い景気回復と安全で安心できる地域社会づくりを希求しており、また、医療、福祉、環境、教育などの面で、これまで以上の施策の充実を期待しております。300万県民のこうした多様なニーズに応えうる予算編成であるべきことは、申すまでもありません。橋本知事は、多くの県民の声に謙虚に耳を傾けられ、懸命な、そして公正・公平な県政運営をされるよう強く望むものであります。

 本要望書は、21世紀第1回目の新年度予算編成にあたり、生活者の政治、現場主義をモットーとするわが党の基本姿勢に基づき、日頃の県民相談や現地調査を踏まえて、県民の各界各層の要望・意見を集約したものです。10の大綱、695項目からなるその一つひとつの施策の結実が、県民本意の県政の実現になるものと確信いたします。

 橋本知事におかれましては、わが党県議団の要望を平成13年度予算に十二分に反映されますよう強く求めるものであります。

 平成12年12月22日
茨城県議会公明党
団長 鈴木 孝治
    足立 寛作
    井手 義弘
茨城県知事 橋本 昌 殿

目    次

1.IT革命の推進と果実を全ての県民に(28項目)

2.不況克服への対策

2-1.金融支援策の強化(8項目)
2-2.製造業経営の安定と指導の充実(10項目)
2-3.商業経営の充実安定(9項目)
2-4.地場産業の育成(7項目)
2-5.雇用拡大対策(7項目)

3.行財政改革の推進

3-1.財政基盤の充実強化(5項目)
3-2.組織機構のスリム化、効率化(5項目)
3-3.事務的経費の徹底的な削減(3項目)
3-4.事務事業・入札制度の抜本的見直し(9項目)
3-5.大規模建設事業の見直し(5項目)
3-6.人件費、公債費の抑制(6項目)

4.地方分権の推進と県民本位の行政システムの構築

4-1.地方分権の推進(5項目)
4-2.県民への情報公開とサービスの向上(9項目)9

5.少子高齢社会への対応

5-1.少子化への機敏な対応(28項目)
5-2.高齢者対策(13項目)
5-3.公的介護保険の改善と安定した運営の支援(13項目)

6.安全で快適な県土づくり

6-1.原子力関連施設の安全確保と周辺地域の振興(15項目)
6-2.万全な防災対策の整備(17項目)
6-3.生活環境の整備(13項目)
6-4.環境保護行政の展開(22項目)
6-5.交通事故の抑止と交通安全施設の充実(14項目)
6-6.軌道系交通機関の整備(16項目)
6-7.飛行場の誘致・整備・安全性の確保(5項目)
6-8.水資源対策(26項目)
6-9.県民の安全を守る警察行政の推進(14項目)

7.生きがいと活力ある福祉社会づくりと働く者の権利と暮らしを守る

7-1.地域福祉・社会福祉対策(27項目)
7-2.医療対策(48項目)
7-3.心身障害者(児)対策(33項目)
7-4.男女共同参画型社会の創造(10項目)
7-5.行政のパートナーとしてのボランティアの育成と支援(6項目)
7-6.勤労者対策(14項目)
7-7.消費者保護行政の充実(6項目)

8.個性と人間性豊かな人格を育む教育の実現

8-1.「人間教育」を志向する教育行政の確立(45項目)
8-2.教育費負担の軽減(7項目)
8-3.受験教育・偏差値教育の是正(9項目)
8-4.施設など教育環境の整備(23項目)
8-5.文化・スポーツの振興と国際交流の推進(21項目)

9.農林水産業の振興

9-1.農業自立体制の確立(16項目)
9-2.農業生産基盤の整備(6項目)
9-3.快適な農村づくりと農業後継者対策(12項目)
9-4.冷害・風水害対策の強化(4項目)
9-5.畜産・果樹・花き対策の強化(14項目)
9-6.水産業・林業の振興(12項目)

10.大型プロジェクトの推進と地域の活性化

10-1.サッカーワールドカップ2002の成功と県民運動の展開(9項目)
10-2.常陸那珂港の整備促進(8項目)
10-3.県南・県西地域の振興(20項目)
10-4.県央・鹿行地域の振興(15項目)
10-5.県北地域の振興(18項目)

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