日立の街角ニュース

 Copyright 井手よしひろ (e-mail:y_ide@jsdi.or.jp) 最終更新日:98/02/05


財政見通しと経費節減の見通し

毎年平均70億円の経費節減でも140億円あまりの財源不足

  収入 支出

支出改善
額と収入
不足額と
の差
A−B

一般財源 経常経費
基本計画 1/9財政
見込み
不足額
基本計画 1/9財政
見込み
改善額
9年度 38,063 37,355 -708 39,147 38,717 -430 -278
10年度 38,881 36,620 -2,261 40,496 39,746 -750 -1,511
11年度 39,726 37,649 -2,077 41,704 40,902 -802 -1,275
12年度 40,602 38,119 -2,483 43,026 42,280 -746 -1,737
13年度 41,509 38,553 -2,956 44,258 43,475 -783 -2,173
合計 198,781 188,296 -10,485 208,631 205,120 -3,511 -6,974

図1 市民税や固定資産税の伸び率の低下や、労働力人口の減少(H9からH10年で△1600人)による収入の不足によって、基本計画との収入予測の差が広がる傾向となっている。平成9年度7億円程度の決算となる見込みであるが、10年度は22億円を超え、13年度までの5年間では105億円にも歳入不足が予測される。
図2 行財政改革の努力により経費削減が見込まれる。支出の改善は、9年度4億円あまり、5年間で35億円ほど改善できる見込み。収入不足分が105億円であるから差し引き70億円程度が、市の事業費の不足分となる。

参考:日立市の事業計画見直し案


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