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 最終更新日:2003/DEC/1

いばらき農産物ネットカタログ稼働
農産物の生産履歴をインターネットや携帯で確認できるシステム

いばらき農産物ネットカタログPC版  茨城県では、JA茨城県中央会、JA全農いばらき、園芸いばらき振興協会との共同運営で、インターネット情報サイト「いばらき農産物ネットカタログ」を開設しました。
 現在、安心できる農産物を消費者に提供するために、「誰が、どこで、どのように栽培した農産物なのか」を知ることができる仕組み(生産履歴・トレーサビリティシステム)作りが望まれています。「いばらき農産物ネットカタログ」は、県と生産者が一体となって、立ち上げた全国初のインターネットを活用したトレーサビリティシステムといえます。

 ネットカタログには、1)生産物情報、2)生産者情報、3)出荷情報などが掲載され、小売店の店頭に並んだ商品に貼られたシールに記載された8桁のコードをインターネット上のデータベースに入力すると、商品の詳しい情報が表示される仕組みになっています。
 一般のパソコンからでも、携帯電話からでも閲覧ができます。アドレスは、http://ibrk.jpです
 また、県内のスーパー2店舗(下記に詳細紹介あり)では、データベースの端末を設置し、直接消費者が生産履歴情報を入手することができます。(写真はカスミ水戸見川店の店頭を視察する井手よしひろ県議、2003/12/1)
 このシステム自体は、農林水産省が推進する「青果ネットワーク(SEICA)」のシステムとの連携で成り立っています。

 トレーサビリティシステムの導入・普及は食の安全を守るための重要な基盤となります。また、他の産地との差別化をはかり茨城農業の地位を向上させるためにの有効な手段ともなります。公明党は早くからトレーサビリティシステムについて、予算要望の重点項目として上げるなど、その導入を進めてきました。このシステムを、すべての県産物に拡充し、全国の模範システムに育てて行きたいと考えています。

いばらき農産物ネットカタログ携帯版
生産履歴とは安全で安心できる農産物をを消費者に届けるために、農薬や肥料の使用法など栽培管理作業を記帳したもの。
生産地情報生産した産地の栽培面積、栽培方法、土作りや農薬使用に対する取り組み、安全対策、鮮度保持対策などの産地の取り組みなどの情報。ほ場の写真や作物の収穫前の写真などが登録されています。
生産者情報農産物を作った人たちの自己紹介、プロフィールなどが登録されています。いばらき農産物ネットカタログでは、生産者個人の情報は掲載せれていませんが、組合や出荷団体単位での情報が掲載されています。(個人情報はインターネット上でリンクを設定できます)
出荷情報出荷者名、住所、出荷時期、出荷数量などが、出荷製品の荷姿と共に登録されています。

ネットカタログの表示端末が置かれた小売り店舗
店舗名電話番号所在地営業時間
フードスクエアカスミ水戸見川店 029-257-3132 水戸市見川2丁目3066-1 10:00〜24:00
カスミ学園店 029-851-2631 つくば市竹園2丁目12-1 10:00〜24:00

ネットカタログの問い合わせ先
茨城県園芸流通課029-301-3950
JA茨城県中央会029-232-2076

いばらき農産物ネットカタログ関連リンク
いばらき農産物ネットカタログhttp://ibrk.jp 
いばらき農産物ネットカタログ
携帯版
http://ibrk.jp/mobile/ 
青果ネットワーク(SEICA)http://seica.info/青果ネットカタログ「SEICA」は、(財)食品流通構造改善促進機構が所有し、(独)食品総合研究所及び農林水産研究計算センター(農水省)の協力により運用している公的データベースです。
青果ネットワーク(SEICA)携帯版http://seica.info/mobile/ 
農産物ネット認証システム(VIPS)http://vips.nfri.affrc.go.jp/農産物ネット認証システムは、生産者側で個々の農産物にID番号とともに情報(収穫 日、品種、生産者、産地等)を入力することにより、既存の流通システムを利用しな がら、消費者が自分の購入した農産物の情報をホームページやファックス、電話で閲覧することができる実験システムで、農水省の研究プロジェクトとして行っています。


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