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茨城県議会議員 井手よしひろ (e-mail:master@y-ide.com)
最終更新日:2003/5/20

常磐高速道を使った渋滞緩和策を県議会で提案

   公明党日立支部では、日立市内の慢性的な交通渋滞を緩和するために、TDMの考え方を導入し、従来の固定概念に縛られず、常磐高速道を活用した渋滞緩和策の検討を求める署名を2001年3月に行いました。署名運動には、多くの県民のご協力をいただき、38,500人の皆さまから賛同の署名をいただきました。
 この要望は、国道6号や245号など一般道に集中する車を、高速料金を値下げすることで、通行量に余裕のある常磐道に迂回させ、渋滞を劇的に緩和しようという提案です。
 昨年秋、国土交通省の新潟工事事務所は、「高速道:朝の通勤時半額割引実験『阿賀野川ゆとり通勤大作戦』」と銘打ち、高速道路の料金を半分に値下げをして、一般道の渋滞緩和を図る社会実験を行い、大きな成果を得ました。
 さらに、国土交通省は、2003年度から「有料道路における料金に係わる社会実験制度」を創設することを決めました。
 こうした状況を踏まえ、2003年3月11日に開催された県議会本会議で、井手よしひろ県議は、常磐道を活用した日立地区の交通渋滞緩和策について、土木部長の考え方を質問しました。
 県土木部長は、「国が行う有料道路の値引きに関する社会実験事業を活用して、常磐道を値下げをして、市内渋滞を緩和させる事業を行うことを提案したい」と、積極的な姿勢を示しました。

 最後に、高速道路を活用した渋滞緩和策についてお伺いいたします。

 私ども公明党日立支部では、日立市内の慢性的な交通渋滞を緩和するために、TDMの考え方を導入し、従来の固定概念に縛られず、常磐高速道を活用した渋滞緩和策の検討を求める署名を一昨年二月に行いました。署名運動には、多くの県民のご協力をいただき、38,500人の皆さまから賛同の署名をいただきました。

 この要望は、国道6号や245号など一般道に集中する車を、高速料金を値下げすることで、通行量に余裕のある常磐道に迂回させ、渋滞を劇的に緩和しようという提案です。

 昨年秋、国土交通省の新潟工事事務所は、「高速道:朝の通勤時半額割引実験『阿賀野川ゆとり通勤大作戦』」と銘打ち、高速道路の料金を半分に値下げをして、一般道の渋滞緩和を図る社会実験を行い、大きな成果を得ました。

 常磐道を活用した日立地区の交通渋滞緩和策について、土木部長のご所見をお伺いいたします。

 高速道路を利用した渋滞緩和策についてでございます。

 日立市内の慢性的な交通渋滞につきましては、市民生活に多大な影響を及ぼしているところであり、その緩和に向け、国道6号バイパス等の整備を鋭意進めているところでありますが、多額の費用と時間を要することから、新たな対応が求められております。

 このような中、国は、平成15年度より新たに、有料道路の料金に係る社会実験制度を創設いたしました。

 制度の内容ですが、国が実験箇所等を公募により選定した後、地方公共団体や道路利用者等からなる協議会が有料道路事業者と協議しながら、対象道路・実施期間・割引額等の実験計画を策定・実施し、その効果・影響の調査分析等を行うとされております。

 県内では、いくつかの市町村が、今回創設される社会実験制度の導入について検討していると聞いております。

 特に、常磐道を利用したパークアンドバスライド等の社会実験を行った日立市については、多くの参加者が見込めれれば、渋滞緩和に効果があると思われますので、 県といたしましては、社会実験制度の活用について、国や日本道路公団、日立市と十分協議してまいりたいと考えております。


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