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茨城県議会議員 井手よしひろ (e-mail:master@y-ide.com)

河原子海岸北浜にアクションスポーツパーク整備
3月10日 日立市長が議会で答弁

 2003年3月10日、日立市議会一般質問で、八幡正次市議会議員(公明党日立支部長)は、日立市が河原子海岸北浜地域で進める「河原子海岸北浜一帯整備事業」に関して質問を行いました。八幡議員は、日立市にアクションスポーツパークを作る会(代表:真木規至、平尾友也)が行った6000名以上の署名を添えた要望をもとに、この地域へのアクションスポーツパークの整備を提案しました。
 この質問に対して、樫村千秋日立市長は、「ご提案のアクションスポーツバークの整備につきましては、若者層をターゲットとした交流人口の拡大策として、有効な手段の一つと考えられますので、今後の「河原子海岸北浜一帯整備事業」の基本設計、実施設計の中で、充分検討していきたいと考えております」と、答えました。
 日立を若者が集まる街にという、皆さんの意見が具体的に市の事業として進められることになりました。

2月10日、日立市にアクションスポーツパークを作る会(代表:真木規至、平尾友也)の代表は、樫村市長に6093名の署名簿を提出し、アクションスポーツパークの整備を要望しました。

日立市議会における八幡正次市議の質問と樫村千秋市長の答弁の概要
質問の概要:八幡市議

(1)サーフスポット周辺整備について

 全国的な海岸開発などにより、サーフスポットが減少している中、河原子海岸北浜は、サーフスポットとして最適な場所である。
 今後、更なるサーファーの増加に対応することや、地域の括性化のためにも河原子海岸北浜周辺の整備が必要と考える。
 そこで、2点質問をする。
 1.河原子海岸北浜駐車場舗装整備、トイレ・シャワーの設置、ゴミ箱、ルール・マナーに関する看板などを設置してはどうか
 2.河原子北浜駐車場以北が、テトラポットなどにより砂浜へのアクセスが不自由な状況である。今後、サーファーが自由に砂浜へいけるようなアクセス道などの整備してはどうか

(2)アクションスポーツパークについて

 近年、「アクションスポーツ(インラインスケート、スケートボード、BMX(バイシクル・モトクロス))」の愛好者が増えているが、練習する場所がなく、道路や公共の広場で行っているが、地域から苦情を寄せられている。
 このような現状の中、若者が集まる環境を作ることは、大変有意義なことと考えるので、1点質問をする。
 1.子供から大人まで、自由にのぴのぴとスケートボード、BMX、インラインスケートなどのアクションスポーツの練習できる場所を、河原子海岸北浜一帯整備事業の中に設置してはどうか。

答弁の概要:樫村市長

 河原子海岸北浜一帯整備事業は、本市有数の観光資源であります河原子海岸北浜に連担する約73,000m3の未利用地について、多様な観点から通年型の利活用を図ろうとするものでございます。
 事業推進に当たりましては、「河原子北浜一帯土地利用計画策定委員会」からの「括性化策調査報告書」を基本とし、健康・スポーツ・レクリエーションや癒しの場・そしてユニバーサルをコンセプトとした海辺の活用方策のモデル事業としての展開を考えています。
 きらには、海辺を活用した体験型事業の展開、ニュースポーツイベントの開催や河原子地区の宿泊機能との連携方策についても検討することとし、地域資源を特用した観光交流事業の展開による地域経済の括性化を図るものであります。
 このようなことから、河原子海岸北浜駐車場舗装整備や、トイレ・シャワーの設置、ゴミ箱、ルール・マナーに関する看板等の設置につきましては、「河原子海岸北浜一帯整備事業」の中に取り込みたいと考えております。
 また、北浜駐車場以北の砂浜へのアクセスでありますが、サーファー等が自由に砂浜へいけるようなアクセス道などの整備につきまして、今後、当事業の基本設計、実施設計の中で、検討して善いりたいと考えております。
 次に、アクションスポーツパーク整備の件でございます。河原子海岸北浜一帯整備事業は、先ほど説明いたしましたように、「海辺の利活用」をテーマとし、交流人口の拡大による地域経済の特性化を囲るものであります。
 したがいまして、ご提案のアクションスポーツバークの整備につきましては、若者層をターゲットとした交流人口の拡大策として、有効な手段の1つと考えられますので、今後の基本設計、実施設計の中で、充分検討していきたいと考えております。


河原子海岸北浜のパノラマ写真


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