茨城県議会議員 井手よしひろ (e-mail:master@y-ide.com)
十王町立図書館オープン
十王町民にとって待望久しかった十王町立図書館が、2001年１０月１９日（金）ＪＲ川尻駅西側に開館しました。十王町立図書館は、開架部分に高い天井と低い書架を配置し、壁には広い窓を配置することで、開放的な明るい読書空間を作りだしています。さらに、木材を多用することで、温もりと優しさをかもしだし、落ち着いた雰囲気の図書館となっています。
図書の他にも、ビデオ、ＣＤの貸出をはじめ、インターネットによる情報検索機能など、多様なニーズに対応した近代的な図書館です。
さらに、すべての蔵書のデータベースが整備され、インターネットでの検索や、山間部の小学校との専用線接続などＩＴ社会に対応したシステムが導入されました。
また、隣接する日立市の川尻町や豊浦町の住民にも開放され、名実ともに地域の文化発信の拠点として大いに期待されます。
十王町立図書館の概要
- 名称／十王町立図書館
- 所在地／多賀郡十王町友部２０２−１
- 電話／0293-20-2345
- アドレス／http://www.library.town.juo.ibaraki.jp/
- 蔵書能力／開架書庫５万冊、閉架図書３万冊
- 事業費／総事業費５億３８３８万円（県補助４０００万円、町支出１億２４６８万円、起債３億７３７０万円）
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十王町立図書館の特徴
子供たちを意識した蔵書構成
他の図書館の蔵書構成では、児童書が概ね３０パーセントであるのに対し、３４パーセントとし児童書の比率を高く設定している。 図書館の一番日当たりの良い明るいスペースを子供たちのコーナーとしており、家具も子供たち同士や親子など、いろいろな形で楽しめるようにしている。 児童数が少なく学校図書室の経営が難しい小規模校（小学校２校）に対し、専用回線を結び、学校から図書館蔵書を検索することが出来、さらに予約することができるシステムの構築を予定している。（2001年１１月から） 図書館独自のホームページを立ち上げることによって、家庭からでも蔵書検索や新着図書の情報が入手できるように計画している。 蔵書数が少ないということもあり、調査、研究のための情報入手の手段として、無料でインターネット検索ができるサービスを展開する（概ね１人３０分目安） 通勤・通学の利用を考え、土・日曜日を開館する（祝日は火曜日に振り替え）
週の中日である水曜日については午後開館し、開館時間を１時間延長する。日立市と十王町で協定を結び、お互いの市民（町民）が同じ条件で図書館を利用できるようにする。十王図書館は、日立市の川尻町や豊浦町と隣接しており、日立市民にとっても大変便利な図書館となる。
