マウイの通信事情

 マウイでは島の中の通話に限っては、無料である。 「 え ほんと 」
いつも電話代をNTTに支払っている身にとっては 度数料がかからないなんて信じられないことである。

 電話を引くにはもちろん、設備料や固定部分はあるにしても、何回かけても同額なんだ。
だから長電話だからといって、家族から白い目で見られることはない。 インターネットを使っている人は 朝からずーーとつなぎっ放し という人もいるらしい。専用線と同じなんだ。

 一方、マウイから他の島、たとえばオアフ島、それからアメリカ本土に電話をかけるには市外回線の扱いではなくて、「国際回線」の扱いになるらしい。 現にオアフの空港からマウイに電話をしたら、国際電話の料金を徴収された。

 マウイにも携帯電話がある。でも持っている人は少ない。ところでマウイで携帯電話に電話すると、なんと今度は携帯の受信者に料金が課金される。 これで2度びっくりである。 発信側には課金する方法がないので、受信側が、費用をもつのなのだろうか。
それとも、携帯を持つような人は裕福だから(またはビジネスだから)そこからお金をもらってもいいやという合理性なのか 憶測は尽きない。

 変な電話だったらかけられた人が大迷惑になる。 でも狭い島のこと。迷惑をかける人はすぐわかってしまう。

ところ変われば品変わるの典型的例かも知れない。

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