カウアイ島の旅

この島はそれほど大きくはないが、ハワイ諸島の成り立ちから言えば、一番古い島だという。 もちろん全島火山から出来た島だ。

初日、空港に着いて息子たちがすぐレンタカーを借り、南側、西側のビーチめぐりに出かける。 サンクスギビングデーなので、空いている店も少ない。 昼ご飯を食べる店がうまく見つからなかったので、結局ポイプビーチのシェラトンのプールサイドになった。 さて4時過ぎ、最初の宿泊地のワイメアプランテーションコテージに到着。 レストランをチェックしたら、「えええ しまってる。 今日は休みか?」
おいおいどうしてくれる。 それでは食料の買出し。 車で近くのスーパーに行ったら、もう2時で終わっていた。 さらにもう1軒 ここもちょうど4時で終わったところ。 電気はついているが、かぎはかかっている。 「ああ 今日は断食?」 でも中でだれかが整理している。 しばらくドアの外で待っていたら、若いマスター(日系の3世くらい)が帰るところだった。 「なにか特別に売ってくれない?」 息子の雅人がねばっている。
お店のなかに取って返して、持ち帰りのお弁当6人分、それにフライドチキンの大皿 一つ 「これあげる」 といって渡してくれた。 「代金は?」 「今日はサンクスギビングだから いいよ。 売れ残りなのでどうせ明日は捨てる」 ああ なんてラッキー そして、とってもありがたかった。
日系のショップだったので、 そのお弁当もいい味。 内藤家ご一行さま 大満足の夕食だった。
「祝日の旅行は 食料をまず買い込んでおくこと」 これが 大教訓だ。

2日目
ワイメア峡谷にドライブ。 ゆっくり見て回る。 ミニグランドキャニオンだ。 自然が一杯残っている。 ある人は10年前のマウイだなんて言っていたそうだ。 今や全米一のコーヒーの産地。 どこで飲んでもコーヒーはうまい。 ゆったり。
夜は昨夜行き損ねたコテージ付属のレストランでゆっくり食事。 このレストランで作っている地ビール各種を味わう。 すこしずつくせはあるが、それがまた地ビールらしい。

3日目
朝昼兼用を通りがかりのコーヒーショップでとる。 ここの手作りパンがまたうまい。 今日は東側、北側のビーチめぐり、それに灯台。 この灯台はハワイ諸島の北端にあたる。 日本人の観光客がよくゆく 「しだの洞窟」 はパスだ。 宿泊はカウアイきっての豪華リゾートホテル プリンスビレッジホテルだ。 きれいに整備されていると思ったら、なんと日本資本が100%なんだそうだ。 さて 今日は豪華なディナーか と期待していたら、ホテルレストランは ドレスコードがあって、正式服装でないと入れない。 サンダル履きは駄目。 孫たちは靴なんてもってないもん。
ということで、夕食は プールサイドの軽食とあいなった。 ま 節約にはなった。

4日目
今日は日曜日。 レストランはサンデーブランチだ。 これはサンダルでもいいだろうと勇んで出かける。 シャンパンを飲んで、昨夜のうさをはらす。 どの料理もうまいうまい。 ゆっくり2時間も掛けて昼ご飯。 ああ これで大満足。 チェックアウトを2時ころまで延長してもらって、おもいっきりリゾートを楽しむ。
名残惜しいが、又来る日までと、ホテルを後にして、空港に着いたのが、3時。 飛行機は4時だった。

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