質疑応答


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 よくあるご質問

 「チャート」及び「資 料」に関するご質問とこれに対する回答をまとめました。

 Q01 このチャート作成システムは、外国為替証拠金取引にも使用可能か?

 A01 必要なデータを入力すれば、外国為替証拠金取引は勿論、株式現物およびオプション・
     商品先物・債権先物・外国株等の取引に必要なチャートを作成することは可能です。

 Q02 ヒゲコマチャートの見方は?

 A02 ヒゲコマチャートは次の点に着目して評価してください。
     ・コマの色は赤枠か紺か。
     ・コマの高さ(縦の寸法)は他のコマと比較して高いか、低いか。
     ・ヒゲはコマの上にあるか、下か、それとも両方か。
     ・ヒゲは左右どちらが長いか。
     ・コマの配列の状態、例えばコマが横一列に並んだ場合は「もち合い」を示します。
      (図5を参照して下さい)これらの状態を総合化して評価します。

     最も簡便な評価法はコマの色が白は「買い」、紺は「売り」です。

 Q03 トレンド・フォローでトレードする場合、どのチャートを参考にしたらよいか?

 A03 トレードする場合重要なことは、「現在マーケットはどんなトレンドを構成しているか?
     上昇か下降か、またはもち合いか」を判断し、自分はどの時間(例えば長期・中期・
     または短期等)を使用してトレードするかきめることです。
     中期でトレードをするなら、一例をあげると図3の「83日チャート」を使用するとよい
     でしょう。

     トレンドさえ把握しておけば大きな失敗はないはずです。一般的に相場の流れの把握は
     図1〜図10の方向に、相場の変化の把握は図10〜図1の順にするとよいでしよう。
     
     長期・短期いずれのトーレドをするにしても36日の期間で評価するチャートは重要です。

 Q04 LNUチャートの見方は?

 A04 コマの色とコマの高さ及び位置、それとL・N・U線との絡みを見て総合的に判断します。
     一例をあげると次のとうりです。

     上昇を示すパターン
       コマの色が赤色の枠。
       U線上またはU線の上側にコマが位置する場合。
       赤色枠のコマがL線側からU線側にN線を越えた場合、上昇エネルギーに弾みが
       ついたと判断できます。
       L線側で紺色のコマと赤色枠のコマの下辺をそろえて横に並んだら上昇転換の
       サイン。
       但し赤色枠のコマが右側に位置している必要があります。
       コマがN線の上側に位置している場合、長期トレンドは上昇と判断します。
       コマがN線近辺を連続して上下している状態は、相場は「気迷い」の状態と考えます。

     下降を示すパターン
       コマの色が紺色。
       L線上またはL線の下側にコマが位置する場合。
       紺色のコマがU線側からL線側にN線を越えた場合、下降エネルギーに弾みがついた
       と判断できます。
       U線側で赤色枠のコマと紺色のコマが上辺をそろえて横に並んだら下降転換の
       サイン。
       但し紺色のコマが右側に位置している必要があります。
       コマがN線の下側に位置している場合、長期トレンドは下降と判断します。

 Q05 図2に「乖離最大」とあるが、これはチャート上にどのように表示されるのか?

 A05 チャート上には表示されません。乖離の数値を知りたい時はチャート上をクリックすること
     により乖離の数値が表示されるようになっています。
    

 Q06 「資 料」の図に値動き線・抵抗線・支持線・転換線・ネック・乖離・L線・N線・U線・模式化
      線・エネルギー線等の記載があるが、それぞれの説明をしてほしい!

 A06 値動き線
      相場の値動きを示す線です。

     抵抗線
      相場の上昇を阻止する線で、抵抗線が発生している状態では相場は下降を継続しま
      す。

     支持線
      相場の上昇を支持する線です。

     転換線
      相場の転換を示す線です。

     ネック
      図1に示すように「値動き線」と「支持線」(トレンドが下降の場合は「抵抗線」)が交差し、
      両者の間隔が最小になり「ネック状」になった状態をいい、強い上昇サインとなります。
      この状態に加え「転換線」が下から上に突き抜くとさらに強いサインとなります。

     乖離
      相場がどの程度加熱しているか評価する指標で、数値が最大になれば相場は下降に
      転じ、数値が最小になれば相場は上昇に転ずると判断します。

     L線
      相場の下限を示す線で、コマがL線付近に位置している場合、相場は下降を継続しま
      す。

     N線
      中立線でN線をコマが上から下、または下から上に突き抜けると相場のエネルギーは
      強まったと判断できます。

     U線
      相場の上限を示す線で、コマがU線付近に位置している場合、相場は上昇を継続しま
      す。

     模式化線
      相場の値動きを模擬した線です。

     エネルギー線
      相場のエネルギーを示す線です。

     パラボラ線
      これは図には「パラボラ線」と記載していませんが、例えば図2において、転換線の右側
      に5組のパラボラ状の線(パラボラ線)があります。この線は相場の進行状況を管理する
      もので、最右端のパラボラ線が飽和したらさらに大きなパラボラ線を追加し、こ追加は
      「転換線」が発生するまで継続します。

 Q07 「もち合い」状態を確認する方法は?

 A07 一例を図5の「ヒゲコマチャート」を用いて説明します。
     この場合コマの状態を見ると、
      コマの高さが他のコマと比較して小さい。
      コマが横一文字に並んでいる。
      コマのヒゲの方向が一定でない。
     この他、
      「上昇線」が「値動き線」を串刺しにしている。(上昇の場合「値動き線」は「上昇線」の
     上側に位置している)このような場合「もち合い」と考えられます。なお「値動き線」は
      「正弦波」に近い波動となります。
     また、図10に示す「3日チャート」を見るのもよいでしょう。

     「もち合い」は、「上昇」と「下降」の両エネルギーが拮抗している状態で、この均衡状態は
     いずれは破れて上下いずれかの方向に進みます。
     このため「もち合い」状態の監視は重要です。

 Q08 デイトレードにはどのチャートが適しているか?

 A08 図9・10に示す「日中足チャート」を使用します。この場合でも図4・6でトレンドを確認し
     作戦を立てるとよいと考えます。
     なお、この他に分足(特に1〜5分)の情報が必要です。

 Q09 このチャート作成システムで必要とするデータは何処から入手しているのか?

 A09 証券会社や取引員のほか、インターネット・新聞・情報誌等からデータを入手し、手入力を
     しています。

 Q10 日中足チャートとは?

 A10 ご承知のようにチャートの時間軸は、月足・週足・日足・分足等で表現されますが、ここで
     使用している「日中足チャート」は分足と考えてください。

     相場が「もち合」状態にあるときは、チャート特に「日中足」はチャートを構成する要素が
     乱れる場合があり、この結果チャートの判別が難しくなります。これを避けるため、こまめ
     に評価する期間(1日・2日・3日・・・・等)を調整する必要があります。

 Q11 「オーバーナイトは避けるべき」と云われるが、これについてどのように考えるか?

 A11 「明日のことはわからない」から「建玉」は大引けで決済するのが一般的なようです。
     特にプロは徹底しているようです。然し「寄付き」に前日の「終値」より100〜200円の
     「窓」を空ける場合があります。これを取りにいく方法はあります。
     但し、これを実行するには充分な資金配分と強靭な精神力が必要です。とにかくプロが
     あまりやらないことをやるわけですから。オーバーナイトを試みたため、夜眠れないようで
     あればやめておいたほうが良いでしょう。
      さて、一例を挙げると図4に示す「36日チャート」でトレンドを把握します。ここでトレンド
     が「上昇」と仮定します。次に図6及び7の「21日・15日チャート」でトレンドを確認し、
     ここでもトレンドは「上昇」と仮定します。更に図9の「6日チャート」でトレンドとトレンドが
     発生してどのくらい経過したのかを確認し、トレンドが「上昇」でこの上昇トレンドが発生
     直後かまたはまだ若い場合、図10に示す「3日チャート」か「資 料」には載せていま
     せんが「1日チャート」で「買い」サインが発生したら「指し値」または「成行き」で「買い」
     の注文を出します。約定後「逆指値」を設定し、ロスカットの対策をするのも良いでし
     よう。この後一晩越し、翌日の「寄付き」で「成行き」で仕切るのがよいと思います。
     また、翌日のNYダウの株価を予測して参考にするのも良いでしょう。(「資 料」
     図13NYダウ工業株30種平均 6日チャート参照してください。)
      翌日が休祭日の場合は避けるべきです。

      一般的に「オーバーナイト」は「大引け」で新規の玉を建て、翌日の「寄付き」で仕切る
     と考えられてますが、翌日の「寄付き」で仕切らないで「デイトレード」につなぐ方法も
     あります。この方法を「ナイト アンド デイ」と称し検討してみてはどうでしょうか?
     
     追加
     2007年7月24日デイトレードの目的で225ミニを17965円で1枚売り建てを行った、
     然し値洗いがマイナスになったので、翌日の相場の分析を行った結果、NYダウ・225
     ミニともに下降すると判断したので、方針をデイトレードからオーバーナイトに変更
     (24日の大引けでの値洗いはー4500円)、翌25日9時11分に「成行き」で17800円
     で決済(利益16500円)をした例があります。                 2007/07/25

 Q12 長期のトレンド・フォローにはどのようなチャートの活用法があるか?

 A12 Q03では、中期でトレードする場合について示しました。ここではもうすこし長期で
     トレードする場合を示します。
     「トップページ」に表示されている日経225ミニの当限日足チャートが発するトレンド転換
     のサインを参考にしてトレードする方法があります。
     但し、この場合でもトレード参入時やトレンド転換の近辺、SQ日前に行う限月乗り換え等
     では、図7に示す15日、図9に示す6日、図10に示す3日の各チャートによる評価が
     必要です。
     また、この方法は初回のトレードを必ず成功させ、この利益を時間の経過と共にふくらま
     せるのが良いと考えます。なお、必要に応じて「逆指値」を設定し、ストップロス(損切り)対策
     を講じる必要があることは言うまでもありません。
      投入する資金は証拠金の20〜25%以下にしておくと良いかもしれません。

     以上は、トレンドをかなり長期に設定した場合ですが、トレンドは月足・週足・日足・分足
     いずれの場合でも発生するので、目的に応じてどの「時間」をとるか考える必要があり
     ます。

      この例は戦術の一例に過ぎません。大切なのは戦術以前に戦略を立てる必要があり
      ます。

 Q13 わずか1銘柄の評価のために、「資 料」に示すような多くのチャートが必要なのか?

 A13 「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、森全体を見るには森からかなり「距離」
     をとる必要があります。また、森を構成する木を見るには逆に森に近ずく必要があります。
     即ち「距離」の短縮が必要です。また、木の下に生えている草を見るためにはさらに
     「距離」を近ずけないと詳しくみることはできません。
     チャートもこれと同じで、「相場」をよく見るためには遠近の両方から観察する必要があり
     ます。
     「森」の場合の「距離」に相当するのが、チャートの場合チャートの評価期間、即ち「日」
     です。
     「森」全体をみるには評価期間を大きくし、草木を見るには評価期間を小さくします。この
     ように目的に応じて評価期間を選べるようにしたためチャートの種類は多いのです。
     
     相場に方向性がなくなるとチャートにノイズが入りチャートが見にくくなる場合があります。
     このような場合チャートの種類が多いと、この中から見やすいチャートを選択することが
     できます。
 
      「マクロ」を知り「ミクロ」を知れば百戦危うからず!です。

 Q14 NYダウのチャートはどのように使うのか?

 A14 例えば、図11に示す「83日チャート」・図12に示す「36日ヒゲコマチャート」・図13に示す
     「6日チャート」を検討します。
     検討してみると、2月27日現在の評価では図12・13のチャートでは21日に「売り」サイン
     が発生しており、図11の2月28日現在のチャートでは、「転換線」が発生していることが
     わかります。
     これらのことから、今までの「流れ」が明日も継続すると仮定すれば、翌日の相場は
     「下降」ではないかと予測できます。
     さらに、これらの流れが過去の日経平均株価とどのように関係しているのか評価します。
     NYダウの株価と日経225ミニの相場の変化が同一方向の場合、即ちベクトルが同じ
     であれば信頼性はさらに高まります。
     但し、NYダウの株価が下がれば、必ず日経平均株価も下がるとは限りません。

 Q15 スイングトレードの場合どのチャートを使うと良いか?

 A15 一例を上げると図7の「15日チャート」・図9の「6日チャート」か図10の「3日チャート」を
     使うとよいでしよう。(以下の例は「3日チャート」を使用した場合で説明します。実際には
     両方使用するか、どちらか形の良いほうを使うとよいと考えます。)

     ・図7の「15日チャート」が上昇トレンドを示していて、図10の「3日チャート」が上昇パタ
      ーンを形成した場合「買い」です。決済は図10の「3日チャート」が下降パターンを示した
      ときか、図7の「15日チャート」が下降パターンを形成したときが考えられます。
     ・図10の「3日チャート」が上昇トレンドを示していて、図7の「15日チャート」が下降トレ
      ンドから上昇トレンドに転換した場合「買い」です。(この場合相場がトレンド転換に
      つながる場合があります。)
      決済は図7の「15日チャート」が下降パターンを形成したときが考えられます。

     以上は「買い」の場合ですが、「売り」の場合は「上昇」を「下降」、「下降」を上昇」、
     「買い」を「売り」と読み替えてください。

 Q16 目標株価は算出できるか?

 A16 一般的に目標株価はV・E・N等の値を計算することにより得る事ができますが、この
     システムではこれらを計算する機能はありません。
     このシステムでは株価ではなく「転換線」の発生で転換点を把握するようにしています。
     一例を上げると、直近の高(安)値に接近した場合、「パラボラ線」や「日中足チャート」
     等から「転換線」が直近の高(安)値の近辺で発生するかを予測します。

 Q17 トレードに初参入するタイミングは?

 A17 「資 料」に示す図4の36日チャート、同じく図6の21日チャートで「買い」または「売り」
     サインが発生するまで待つことです。
     波乗りと同じで小さな波は無視し、手ごろな波がくるまで待つべきです。
     勿論、トレード以前に自分なりのトレードシステムを確立しておくことが必要です。
     デイトレードについてはA08、オーバーナイトについてはA11を参照して下さい。

     関連項目 A03、A12
  
 Q18 分足チャートの使い方について教えてほしい。!

 A18 分足についてはA08でも触れましたが、世の中には有償・無償いろいろな「分足情報
     がありますが、これらを使うにはその特徴を把握しておく必要があります。
     一般的には1〜15分足があると便利です。チャートの表示期間としては1分足チャート
     は1時間、15分足では20時間程度が良いでしょう。
     表示可能な指標としては「移動平均線」と数種の「オシレーター系指標」が必要です。
     次にこれらの指標を調整し株価との関係が最良の状態になるようにし、そのパターンを
     把握しておきます。
     転換サインの発生は1分足が一番早く15分足は最後に発生するのは当然のことですが、
     1分足を基準にした場合2〜5分足の場合転換サインの発生は1〜2分遅れ、10分足
     の場合5分前後遅れるようです。この転換サイン発生の時間差は重要で利用しないては
     ありません。(月足・週足・日足等各種のチャートがある理由を考えてみてください。)
     実際に使用する場合、複数のチャートの中から「見た目と精度が良いチャート」
     選択します。相場の動きにより「見た目と精度」は変化します。
     チャートの見方は「日足」等と同じです。
     また、「買い」なら「買い」の注文を出す場合、その直前に再度1分足チャートで「買い」に
     適している時刻か確認する必要があります。その日が「買い」に適した日であっても、
     その時刻が「買い」に適しているか別の問題です。「日本経済新聞」の株式欄に前日の
     「日経平均株価のあゆみ」が表示されています。これを見ると1日で株価がかなり変化
     していることがわかります。理想的にはその日の最安値で買いたいものです。
     以上のように考えると、「分足」相互の切り替えが円滑に実施できる機能が必要です。

 Q19 「チャート」の頁において
     「チャートの総合評価」の5月7日附の記事で「ミニ日経平均は5月2日より上昇に転じ
     5月7日は大幅上昇17800円を突破して上昇トレンドに入る・・・・・」とあったが、この根拠
     は何か。?
 A19 2007年5月7日附のチャートにおいて、図1日経平均210日チャート〜図6ミニ日経平均
     先物当限日中足チャートの総てが「上昇」を表示した為です。

 Q20 「A18で転換サインの時間差は重要で利用しないてはありません。」とあるが詳しく説明
     して欲しい。!

 A20 ある国が革命等により特定の政治体制になると周辺の国が次々と特定の政治体制化す
     るというドミノ理論がありましたが、これと同じ考えで、ドミノ牌を連続して配置し、最初の
     牌を倒すと配置した牌が次々に倒れていくドミノ倒しがあります。このドミノ倒しと同じで
     相場の上を走る「足」を牌の変わりに配置します。例えば1分足・2分足・3分足・4分足
     ・5分足・10分足・15分足・30分足・60分足と配置し、1分足をスタートさせると転換
     サイン発生の遅れ時間は1分足を基準にして以下のようになると仮定します。
      

2分足 3分足 4分足 5分足 10分足 15分足 30分足 60分足
1分 2分 3分 4分 5分 10分 25分 30分


     この仮定が正しいとすると、1分足で転換サインを把握すると、60分足で把握するより
     30分早く転換サインを知ることができます。この時間差を有効に使用するものです。
     これを「ドミノ足理論」とでも称しますか?

 Q21
 
 A21








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