茨城県出身の岡見 明美・川崎 真由美選手が出場しているバスケット女子は、予選リーグA組でロシアと対戦した。
立ち上がり3ポイントシュートでリードしたが、自力に優るロシアに逆転されて敗れた。
一乗、萩原と3点シュートが連続で決まって波に乗るかと思われたのは最初の5分だけ。最大で7点あったリードもあっという間に食いつぶし、後半に入ると強豪ロシアにじりじりと離された。
20年ぶりのオリンピック出場で、やはり硬さが見られ、ボールが手についていない印象。フリースローも成功率が6割と悪過ぎた。
岡見 明美さんと川崎 真由美さんの今後の活躍に期待したい。
◎対中国戦
日本は、バルセロナ五輪銀メダルの強豪・中国に逆転勝ちを納めた。
前半中国にリードを許したが、後半、浜口典子のセンタープレーなどで点差を詰め、残り1分に萩原美樹子(同)のシュートで逆転、1点差でまま逃げ切り、劇的な逆転勝利となった。
通算成績は1勝1敗。準々決勝進出に望みをつないだ。
◎対ブラジル戦
日本は、自力に優るブラジルに完敗した。
◎対イタリア戦
女子予選リーグの第四戦、日本はイタリアと対戦し、逆転負けした。日本は通算1勝3敗となり、準々決勝に進むには、カナダ戦に勝利することが絶対条件となった。
前半を3点リードで折り返した日本だが、後半は得点力が低下し、10分以上も得点出来なかったときも。結局、終盤で逆転を許してしまった。
◎対カナダ戦
女子予選リーグA組の日本は、カナダを95−85で破って2勝3敗とし、同組四位で準々決勝進出を決めた。
前半はお互いに壮絶なファウル合戦の様相を見せ、両チームとも10分とたたずに7ファウルに達する荒れ様。12本フリースローを全て決めた村上の正確さが光った。
後半に入ると今度は3ポイントシュートが爆発。後半残り1分半で萩原の3Pで同点。延長に入ってからも、萩原、一乗が3Pを気持ち良く決めてカナダを突き放した。
◎準々決勝:対アメリカ戦
日本チームは終始アメリカに押され、後半戦は全く五分の戦いをしたが、108対93で押し切られた。
これによって、日本は、ロシア・イタリア・キューバとの5位から8位順位決定予備戦に臨む。
◎5位〜8位決定戦:対ロシア戦
8/1、日本チームは5位〜8位決定戦で、ロシアと再び対戦した。80対69でロシアに破れ、8/3の7位8位決定戦にまわった。
7月21日 日本 対 ロシア
ロシア 73−63 日 本
1勝 (45−37) 1敗
(28−26)
7月23日 中国 対 日本
日 本 75−72 中 国
1勝1敗 (35−42) 2敗
(40−30)
7月25日 ブラジル 対 日本
ブラジル 100(57−46)80 日 本
3勝 (43−34) 1勝2敗
7月29日 カナダ 対 日本
日 本 95(41−45)85 カナダ
2勝3敗 (35−31) 5敗
延 長
(19− 9)
▽A組最終順位
(1)ブラジル5勝
(2)ロシア4勝1敗
(3)イタリア3勝2敗
(4)日本2勝3敗
(5)中国1勝4敗
(6)カナダ5敗
7月31日<女子準々決勝>アメリカ 対 日本
米 国 108(59−44)93 日 本
(49−49)
8月1日<女子5−8位決定予備戦>ロシア 対 日本
ロシア 80(39−34)69 日 本
(41−35)
8月1日<女子7−8位決定予備戦>日本 対 イタリア
日 本 81(41−32)69 イタリア
(40−37)
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