
幼雛
ヤマドリは非常に鋭敏な鳥で扱いが難しい 例えるならばキジが陽とすればヤマドリは陰と私は例えることにしております
その様な性質があるので飼育には根本から変わってきます
先ず種鳥の選別ではオスに関しては発情が早い遅いは余りよくない 勿論言うまでもありませんが体型 動作 疾病の有無等・・・
メスは人が飼育場に入って無差別に飛翔するようでは余りよろしくない
オス メスの発情は半月ぐらいの差がありオスが速いです
地域により寒暖の差はありますが私のところでは産卵開始は3月半ばです
孵卵した場合ヤマドリの有精 無精は1週〜2週できまります
以降全体的にほぼ余り変化はありません
当養殖場では週に1度孵卵機に入れます 8週ほどで終了しますが回数を減らせば孵化後の管理が大変です 後々の設備を考え良いサイクルを考えたほうがよろしいかとおもいます
餌は毎日与えます 雛の場合は日に4度与えます 勿論水はかかせません
何日分も
与えるのは良くありません と言うのは個体の状態がわからないからです
毎日接して初めて個体に溶け込みます
卵は1週間ごとに入れます 24日ぐらいで孵化します
以後育雛が始まります 2カ月位したら野生化訓練をします以後個体の状態をみて本格的に飼育場に移動します 徐々に移動するのがポイントです
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5日令 フランキから出して間もない雛 懸命に餌を探している所です
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日令18日の雛
動作が機敏になってきます
食欲も旺盛になります
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日令25日の雛
未だ保温を取る必要があります
動きも活発になります
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