第4回 センチュリーラン笠間’99  1999.9.5

毎年恒例となったセンチュリーラン笠間’99に出場してきました。センチュリー(CENTURY)には「100」という意味があります。つまりセンチュリーランとは100マイル=160kmを走るサイクリング大会のことです。今回センチュリーランには185名のエントリーがありました。

今回で同大会は4回を数えるそうですが、私はこれで3回目の出場となります。過去2回の大会はロードレーサーの Bianchi での参加でしたが、今回は おおわださん のお誘いで 18 インチの小径ホイル PEUGEOT Pacific-18 での参加です。


戻 る


準備が必要でした。なんせポタリングと30分程度の朝練にしか使用していなかった小径の自転車で 160km を走破する過酷なサイクリング大会に出走するのですから、それなりの自転車に仕上げなければなりません。その為の改造と装備は次のとおりです。

次に仲間をを集めました。 160km の距離を共に小径自転車で走るには心強い仲間が必要です。今回はおおわださんがご尽力下さり、総勢7名の小径グループで大会に望むことになっていましたが、残念ながら、うち二人が棄権。結局、5人の小径グループ + 3人のロードレーサーグループでの参加になりました。会場では おのひろき さんと おのさんのお友達と一緒になりました。



    
上段 左から 小径グループ5人 と ロードレーサグループの3人

会場で会ったおのひろきさん と お友達


大会当日、やはり気になるのは天気です。今年は去年の雨の大会とは打って変わり、ズバリ快晴でした。しかし、もうひとつ気になることがありました。ミス笠間は来るのか? デジカメを携帯し、その写真を使った大会レポートに花をそえたい私には、天気以上(?)に重要な問題でした。結果はすでに下の写真でお分かりのように、ちょっとすましたホッソリ美人が期待に応えてくれました。しかし皮肉にも嬉しいはずの快晴がミス笠間の顔に帽子の影を作ってしまい、ポートレート写真に逆効果となってしまいました。
開会式で挨拶をするミス笠間
なぜかミス笠間の姿は   
たった一人だけ 寂しい〜
帽子の影でシャドーになったお顔をレタッチで明るくしました。
シャドー部にノイズが出ていますが、実物のミスはとても綺麗なお肌でした。


スタート時間が近づいてきました。開会式も終わり、ミス笠間の撮影も何とか済ませ、ホッと一息つく暇もなくサイクリスト達は笠間芸術の森公園南ゲートへ向かいます。スタート地点に並んだサイクリストたちの写真を数枚撮影し AM8:04 に4グループ目でスタートの私はデジカメをウェストバックに入れ、緊張のスタートに備えます。

ここで私は重大なミスに気付きます。なんとタイヤの空気圧の調整をすっかり忘れていたのです。タイヤの空気は徐々に抜けてゆくため、空気圧は走る前に必ず調整が必要です。しかも空気圧を適正に調整したのは1週間前。おそらく2〜3割は抜けているはずです。サドルに跨ったままリアのタイヤを見ると明らかにあまく、このままスタートして良いものか考えましたが、途中の休憩時にでも空気圧の調整をすることにし、そのままスタートしました。


ひとつ前のグループでスタートしたおおわださんを4人の PEUGEOT Pasific-18 グループで追います。毎度のことながら周りの雰囲気に同調して25〜30km/h の比較的ハイペースで走りますが、所詮小径自転車は抜くよりも抜かれるほうが多く、気もあせります。4人のグループ内で先頭を交代しながらしばらく走るとおおわださんのサイモト16インチに追いつき、ここから5人で走ります。

しばらく走ると、CP(チェックポイント)もまだ先というのに歩道でパンク修理中のサイクリストがいました。何やら手を高く上げて通り過ぎるサイクリストに止まるよう合図しています。ほとんどのサイクリストは無視して先を急ぐなか、気の毒なので先頭を走っていた私が止まってみると、どうやら空気入れが故障らしいのです。小径グループのあきもとさんのポンプを使って事なきを得、このサイクリストは御礼を言いながら無事サイクリングに生還できました。

こうして助けてあげられるのも小径ゆえタイムなど気にしないから出来たことですが、御礼を言われるとやはり気持ちが良い。ついでに私のリアタイヤにも空気を入れることが出来たので一石二鳥でした。


CP1に着きました(AM 9:20頃)。3つあるチェックポイントのやっと一つ目です。いつものようにポカリスエットはあるのに、残念ながらバナナはありませんでした。当てにしていた人も多いだろうに...。

ここまでは距離にして40kmくらいでしょうか。このくらいでは疲れもまったくありません。出走カードに各自スタンプを押してもらいスタートです。おおわださんはすぐにスタートし、「漏れそうや」と、あきもとさんはトイレへ。私は再びリアタイヤに空気を注入。

この頃から小径グループも各自のペースでバラバラに走るようになりました。相変わらずピーカン照りの天気ですが、肌に当たる風は乾いていて、とても気持ちが良い。ゴールが待ち遠しい。


炭酸を抜いたコーラ がサイクリング中のエネルギー補給に良い、とサイクルショップで聞いたので2本あるボトルの片方に入れてきました。炭酸はすぐに抜けるだろうと高をくくっていたのが大きな間違いでした。走行中の路面からの振動で揺れるボトルからはコーラが少しづつ溢れ出し、ボトルの周りがコーラの糖分でベトベトし始めました。そのボトルを手にするのでグローブからハンドル、ブレーキまでべとついてきて非常に不快な思いをしました。結局コーラはボトルのべとつきと度が過ぎる甘さから、最後まで飲みきらずに残ってしまいました。慣れないこと、初めてのことはリハーサルが必要です。


おのひろきさんが前を走っていました。スタートから 50〜60km 走った新治村あたりでしょうか。 少し話しながら走ったあと、私が先に立ち 30 km/hで飛ばします。おのひろきさんはぴたりと私に着いてきます。少々飛ばしすぎたので今度は私がおのひろきさんの後に着かせてもらい、フォールディングバイク BD-1 の達人の走りを研究させてもらいました。
  • まめにボトルから水を補給していました。 ボトルケースも出し入れのしやすいナイロン製の深いポケット状のものでした。
  • 頻繁に後ろを振り向きました。 後ろに着かれるのが嫌いなようです(^^;


CP2に着きました(AM 11:35頃)。残酷なことにCP2はスタート地点の真ん前です。ここで挫ける人も結構いるようです。私がポカリスエットを飲みながら休んでいるときにも、CP2に着くなり「止めます!」とリタイヤした人がいました。ここまでの走行距離は約90km、疲れも見え始め、あまり長居すると私も釣られてリタイヤしそうになるので休憩もそこそこ後半の山岳ステージに向けて出発です。

少し走ると街中のコンビニで おおわださん、あきもとさん、ナンシーさんの3人が昼食を摂っていました。気付かずに通り過ぎようとした私はおおわださんに呼び止められ、少し先でUターンしようとしたところ、溝にフロントタイヤを取られ痛恨の転倒。転んだ際にデジカメを入れたウェストバックを背中で路面に押し付けてしまった。

買ったばかりのデジカメ、壊れていないかと恐る恐る撮った一枚が右のスナップ(AM11:53)。
正常、正常。あー、よかった(^o^)

後半ステージ
のはじまりです。ここからのコースはのどかな田園風景が多くなり、アップダウンも多くなります。走行距離も 100km を超え相当に疲れが出てくる頃に最大の試練を迎えなければなりません。

後半のコース中には峠が2つと、その他に我々が激坂と呼ぶ急な上り坂が2箇所あります。峠は黙々とペダルを踏みますが、激坂はそうは行きません。インナーローの一番軽いギアを選択し、道路をジグザグに走り少しでも登り勾配がゆるくなるように走ります。後半のコースは脚に無理強いをせず、上り坂を自転車から降りて押し上げる人も目立ちます。

必然的に足を休める回数も多くなり、風景にも目が行きます。

       千代橋から望む那珂川           大桂大橋から望む那珂川 (PM 1:31)    激坂を上りきると黄花コスモスが迎えてくれた


CP3に到着です (PM 2:30 頃 )。ここまで来れば笠間まで20km、もう一息です。緩やかな長い上り坂を2つクリアし、トンネルを抜ければ長く快適な下りが続き、あとは平坦な道で笠間市内へ進むだけ。ゴールが近いと気力も湧いてきます。
スタッフに聞くと私の後にいるのは20人位とのこと。意外に少ないので驚きました。
ここからはロードレーサーで参加した仲間のえばしくんに甘えてゴール直前までドラフティングさせて頂きました。


ゴールすると嬉しいことにミス笠間が一人増えていました(^o^)
笑顔がどことなく女優の賀来千賀子似の愛嬌の良いミス笠間です。
浮かれた顔でミス笠間とツーショットは、左から えとうさん 、あきもとさん です。良い記念になりました。




今回のタイムは7時間16分、一見無謀とも思える小径自転車での初挑戦でしたが、ロードレーサーの Bianchi で走った去年のタイムを15分ほど縮めることが出来ました。速く走れた、というよりも全体を通して休憩時間が減りタイムが稼げたようです。
来年は7時間を切ることを目標に、また1年間楽しみながら練習に励みたいと思います。
でも、小径自転車でサイクリング大会を走るのは、これが最初で最後だなぁ。
 辛かったぁ!

戻 る