茨城県議会議員 井手よしひろ
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日立市・十王町の合併について

日立市と十王町の合併後の姿

 県北臨海地域市町村合併調査(3市1町のケーススタディー)によると、日立市の人口は、年間1,000名程度ずつ漸減し、平成32年には17万2千人余りと減少すると推計されました。
 一方十王町は、日立市からの人口流出の受け皿として、漸増すると予測されます。
 合併当初の新市の人口は20万1千人を超え、茨城県第2の都市に返り咲きます。平成32年の予測人口は、18万6,757人です。

    H7実績 H12実績 H17推計 H22推計 H27推計 H32推計
日立市
153.43km2
総人口 199,244 193,353 188,126 182,907 177,689 172,470
老齢人口 26,990 31,874 36,756 40,647 44,538 48,428
高齢化率 13.55% 16.48% 19.54% 22.22% 25.07% 28.08%
十王町
72.12km2
総人口 13,060 13,236 13,566 13,806 14,047 14,287
老齢人口 2,046 2,279 2,698 2,982 3,267 3,552
高齢化率 15.67% 17.22% 19.89% 21.60% 23.26% 24.86%
合併後の新市
225.55km2
総人口 212,304 206,589 201,692 196,713 191,736 186,757
老齢人口 29,036 34,153 39,454 43,629 47,805 51,980
高齢化率 13.68% 16.53% 19.56% 22.18% 24.93% 27.83%

日立市と十王町の合併の歴史

 明治初年の日立市は、31町村に分かれていました。明治の大合併で12町村に合併されました。
 昭和14年9月1日に日立町・助川町が合併して日立市が誕生しました。昭和30年、31年の昭和の大合併で、日立市に日高村、中里村、多賀町、坂本村、東小沢村、久慈町、豊浦町が編入し、現在の日立市の姿になりました。
 一方十王町については、明治21年、町村制公布により、友部・伊師・伊師本郷を合併し櫛形村ができました。昭和30年の昭和の大合併で、櫛形村と黒前村が合併し十王村となり、昭和31年1月1日に町制を施行し十王町となりました。

明治初年明治の大合併昭和14年4月市制施行昭和の大合併
川尻村豊浦町豊浦町豊浦町
 

 
S31/9/20
合併
砂沢村
折笠村
小木津村日高村日高村日高村S30/2/15
合併
田尻村
入四間村中里村中里村中里村
東河内村
下深荻村
中深荻村
滑川村日立村日立町日立市
(S14/9/1市制施行)
宮田村
助川村高鈴村助川町
会瀬村
諏訪村鮎川村多賀町多賀町
成沢村
油縄子村
下孫村国分村
大久保村
金沢村
河原子村河原子町
大沼村坂上村坂上村
森山村
水木村
石名坂村坂本村坂本村坂本村
南高野村
大和田村
茂宮村
神田村東小沢村東小沢村東小沢村
下土木内村
留村
久慈村久慈村久慈町久慈町
31町村12町村10町村8市町村

明治初年明治の大合併昭和の大合併町制施行
友部村櫛形村十王村
S30/2/11
合併
十王町
S31/1/1
町制施行
伊師村
伊師本郷村
黒坂村黒坂村


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