気象庁公表
気象庁は9日午後、「北海道から九州にかけての広い範囲で、同日午前10時37分ごろに地震波を観測した」と発表した。
観測によると、マグニチュードは4・9で、震源は北朝鮮北東部にあたる北緯41・2度、東経129・2度の地域。震源の深さは不明だという。
同庁では、精度の高い地震観測を行っている精密地震観測室(長野市松代町)のほか、全国でとらえた地震波の分析から地震の規模と震源を推定したが、記者会見した鉢嶺猛・地震津波監視課長は「現時点では、自然のものか、人工的なものか判断するのは難しい」と語った。