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いばらきブロードバンドネットワーク
に関するQ and A
県内主要地点を高速・大容量の光ファイバー通信回線で結ぶ「いばらきブロードバンドネットワーク」の概要が決定しました。2002年9月の茨城県議会での質疑をQandA形式でご紹介します。

いばらきブロードバンドネットワークの施工及び運営業者はどのような方法で決められたのか?

「公募型プローポーザル・デザインビルド」(2段階随意契約方式)を採用

    ◎デザインビルド(設計・施工一括発注方式)
    いばらきブロードバンドネットワーク構築に関しては、施工業者の有する設備(例えばダークファイバー)によって設計内容が大幅に変わるなど、設計と施工が相互に影響を及ぼすことから、同一業者に発注する必要がある。

    ◎公募型プロポーザル
    一般的には、発注者である県がネットワークの仕様を作成し、それに基づいて事業者が見積り(入札)に参加する方式がとられます。しかし、いばらきブロードバンドネットワークの整備のように、民間の持つ豊富な専門知識や最新の技術力を最大限に活用することが望まれること。アクセスポイントの整備やダークファイバーの活用など事業者の施設・設備に依存することが多い。などの理由から、事業者から提案を受けて、その提案の優劣を外部専門家も含む「プロポーザル審査会」によって審査しました。


プロポーザルにはどのような企業が参加したのか?

NTT、東京電力、Z・TVの3グループが参加


なぜ、NTT東日本グループが選ばれたのか?

ネットワークの安全性と価格面の経済性に優れていた

    NTT東日本グループが採用された主な理由

    ◎技術的要件

      ネットワークをリング化し、更に、そのリングを4つ組み合わせ、リングとリングの結節点を一箇所に集中させるのではなく、二箇所に分散し、その間を複線化するなど、障害発生時の影響を極力少なくすることができること。
      24時間・365日の運用監視、県内を網羅する保守拠点による障害復旧への迅速な対応など充実した運用保守体制。

    ◎経済性
      整備費用・運用費用が他社(他グループ)と比べてもっとも低廉であった。


完成後の保守点検経費は?

市町村分と合わせて約4億3千万円

    いばらきブロードバンドネットワークの保守点検費用
    (プローポーザルにおいて提示された費用の概算)
      幹 線2.4Gbps約3億円
      県支線県庁1Gbps、5合同庁舎約1000万円
      市町村支線83市町村100M1億2000万円
      合計 4億3000万円

    いばらきブロードバンドネットワークの東京へのつなぎ込みについて
    基本的にはインターネットでつなぎ込む。行政系は100Mで年間経費として9000万円を見込む。事業系の利用については今年度中に具体化する。


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