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いばらきのIT戦略
<私の提案>
いばらきブロードバンドネットワークで提供されるサービス
県や市町村が提供する主なサービスメニュー

 いばらきブロードバンドネットワーク構想は、茨城県のIT革命を支えるバックボーンとなります。そのバックボーン上に展開されるサービスは、行政系(県や市町村などの自治体系)と民間事業者が利用する民間系に大別されます。
 そのうち行政系のサービスには、以下のようなメニューが考えられます。
 茨城県の特徴的なサービスは、インターネット県域テレビ(仮称:いばらきインターネットテレビジョン・IIT)です。県民へのブロードバンド普及に強力な呼び水となると確信します。
 (表中のBBはブロードバンド、GはGavernment、CはConsumer、BはBusinessの略です)

Broadcasting










行政情報放送  茨城は全国で唯一、県域のテレビ局がない県です。
 インターネットテレビは最小限のコストで、これまでにない多様なサービスを提供できます。
 特に、ビデオオンデマンドは知りたい情報をいつでも見ることが出来、ブローバンドネットワーカーにとって大変便利なサービスになります。
 一般の放送を流せば、難視聴対策ともなります。
 家庭においては、PCとテレビが一体化し、ますますIT社会が定着する呼び水となります。
BB
議会情報放送
県内スポーツチャンネル
ビデオ・オンデマンド
難視聴地域解消
GtoG



住民基本台帳 市町村:84
県総合事務所:4
県出先機関:119
支所:42
を光ケーブルで結び「いばらきWAN」を構成する。
光ケーブル
総合行政ネットワーク
テレビ会議システム
GtoC
GtoB













情報公開  住民や民間事業者へのサービスは、インターネットを活用して提供されます。
 電子申請や情報公開、電子入札、税金や国民健康保険・国民年金の支払などすべての分野で現行の諸制度の抜本的な見直しが必要です。
 たとえば、税金の支払が特定の金融機関でしかできない現状は、早急に改善されなくてはなりません。交通反則金や公共施設の利用料をWeb上で決済できるシステムの導入が必要です。
 また、入札制度も一定額以上(たとえば一工事100万円以上)の公共工事や物品の購入を、現状の指名入札制度から一般競争入札制度に変更する必要があります。事前に予定価格を発注者側が公表するシステムにすれば、公正で効率的な入札制度が確立できます。
 このように、IT革命と同時進行で行財政改革の進展が不可欠となります。
 県は、国や市町村との連携が必要となり、単に基盤整備に止まらず、ISPサービスやASPサービス、データセンター、認証サービスなどのサービスのインフラ整備を行う必要があります。
BB
電子申請
施設予約
電子調達
電子入札

保険
年金
納税システム
問い合わせシステム
生活情報
防災情報
生活情報提供サービス
防災情報提供サービス
産業系ポータルサービス
医療・福祉係ポータルサービス
ワンストップ行政サービス
行政情報キオスク
電子選挙(電子投票制度)
環境監視・情報公開システム
inG




電子文書管理  行政内部業務は、IT化によって省力化と効率化、経費の低減が徹底されます。
 ASPサービスやデータセンターサービスは、行政内業務のIT化の中核サービスとなります。
 民間事業者と連携(民間委託または第3セクター方式)が必要になります。
 テレビ電話やIP電話によって、県庁内、市町村間の通信ランニングコストは大幅に低減できると思います。
光ケーブル
GIS地図システム
グループウェア
戸籍情報システム
財務会計システム
テレビ会議システム
IP電話システム
職員研修システム
Education
 
学校教育へのインターネット普及  2001年度中に県立高校すべてに1.5Mクラスの光ケーブルが接続されますが、市町村立の小中学校への整備は遅れています。
 学校へのインターネット接続は速やかに行わなくてはなりません。
 小中学校837、高校132に100Mの光ケーブルを接続します。有害コンテンツのフィルタリングやゲートウェー施設整備が必要になります。
光ケーブル
インターネット制(通信制)高校の検討
学校教材ライブラリー
教員研修システム


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