友人にYSR50を借りる 連絡だけ付けて、回収 最初こそ元気にエンジンかかった物の、100メートルほど走るとすぐに止まってしまう いろいろ試したところ、どうも混合気が薄いようだ 仕方ないので、チョークを引いたまま1キロほど走り続ける いよいよチョークを引いていても調子が悪くなってきた ちょっとした弾みでチョークをはなしてしまう(常時引っ張っていないと戻ってしまうのだ) するといきなり回転があがって調子よくなってくる どうやら、エンジンが暖まってきたらしい エンジンが冷めているうちは、チョークを引かないとガンとしてパワーが出ない 暖まると逆にチョークを戻さないと全くパワーが出ない・・・そういうモンなのか? さておき、やはりいまいち調子のでないYSR このままでは、自宅前の長い上り坂で止まってしまいそうだ 心配しながら走っていると、ふとやたらエンジン音が甲高いのに気が付く やばい、マフラーに穴でも空いたか? エンジンを止めてあっちこっち見回すが、穴はないようだが チャンバーの取り付けネジがゆるんでいた・・・これのせいか? 締め直して再度走り出すが、やはりエンジン音は甲高いまま しょうがないので、あきらめて家を目指す しかし、エンジン音が甲高い間は、驚くほどパワーが出ている様子 もしかして、マフラー詰まってるのか? 無事帰宅 土日になる、早速に改造と整備を始める 手始めに、パワーフィルターをつけてみる タンクを外し、エアクリーナーボックスを外すと、かわいいくらい小さなキャブが現れる・・ と言っても横から除けば見える位置だが、見る方向が違うとさらに小ささがよくわかる まずはキャブ周りをバラしてみる、半年前に洗ったばかりのキャブ内部もゴミだらけ どうも、金属ストレーナーだけの燃料フィルターは役に立っていないようだ ココまでバラして、買ってくる物が決まる 2Stオイル(混合用)、ギアオイル(潤滑用)パワーフィルターと燃料フィルター、それにプラグと言ったところ 欲をいわばバッテリーやコイル、CDIなども欲しいが、そっちは高いので後回し 一通りそろったところで、いよいよ本格作業 まずは、パワーフィルターと燃料フィルター 古いホースとフィルターは使い物にならないので廃棄、新しいフィルターは本格的な紙のフィルターだ ホースは、前に別のバイクのを交換したときのあまりで足りた そして、パワーフィルター、これはかぶせて閉め混むだけなのでとても簡単 組あがったら、なんとまあすっきしちゃったもんだか 元々空冷2stで何にも付いてないエンジンが、さらになんにもなくなってほとんどガラ状態 組あがって走ってみる・・・調子でね〜 しかし、暖まってみるとだんだん調子出てきて、急な坂も駆け上ってくれるようになった う〜ん、ゼロ半で十二分な断機が居るエンジン・・・まぁいいか パワーフィルターやらの効果はいまいちわからないので、オイル交換に写る まずは、燃焼系のオイル、こっちはなにを入れてあるんだかわからないのでヤマハ純正の 2Stオイルに入れ替える 分離給油のオイルタンクがはずれなくて困ったが、無事終了 オイルタンクもきれいになった 次に、ギアオイル 暖まっているエンジンのドレンを抜く・・・出てくる出てくる・・・ってラメ入りおいるぅ!? こりゃ参った、ゴロゴロ言うと思ったらエンジン内部が削れてるらしく、豪快にラメの入った銀色オイル(ぉ さすがにまずいと思い、まずは古いオイルを使ってフラッシング、500cc規定容量より100ccほど少ないが まぁいいだろう・・・エンジンかけると、相変わらずゴロゴロ言う物の、少し音が小さくなったかな? しかし、さすがはゼロ半、5〜10分程度ではちっとも暖まらないのでその辺を1週走ってくる・・・ちょっと軽くなったかな? 戻ってくると、さすがにクランクケースまで暖まったので、再度ドレンを抜く・・・ むぅ、オイルはきれいだが(当たり前)相変わらずラメ入りだぜ(爆)こりゃ当面は頻繁なオイル交換でごまかすか・・・ 新しいオイルを規定量入れて交換完了、さすがにフラッシングまでしたのでちょっとゴロゴロ感が少なくなった模様 しかし、ココまで組みあがってどうにもキャブのセッティングが出ていない模様 まぁ、冷たいときと暖まったときでセッティングが変わるのは仕方ないんだけどね それにしても暖まるまでは、チョーク引かないとガンとして動かない 暖まるとチョーク引いたままでは全く調子が出ない・・・まぁ、素直なエンジンだこと ついでに、マフラーを焼いてカーボン落とそうかと思ったら、チャンバーの根本から排気が漏れている・・・ むぅ、これはさすがになおらんなぁ、まぁ、音がでかい以外は気にならないから良いか? やっと調子の出てきたYSR、でも相変わらずゴロゴロ言うし やっぱり、エンジンダメなのかなぁ・・・ YSRいじりたい部分リストアップ ・エンジンオーバーホール又はエンジン積み替え ・フレームオーバーホール(錆落とし(サンドブラスタ)&再塗装(電磁塗装)) ・サスペンションオーバーホール(調整&オイル交換) ・ネイキッド化 ・HID化 ・12V電装化 等々・・・自分で出来る範囲は、ネイキッド化とHID化くらいかな?まぁ、12V電装にしないとHIDつけられないけど 3月某日、オークションにてYSR80+YSR50部品取り車の出品を見つける 値段は3万から・・・これは買うしか!! 思い立ったが吉日、メールで連絡を取って週末にはブツを買いに 結局、全込みで書類までつけてもらって2台のYSRを買ってきました、値段は5万ちょうど YSR80の実働車が5万なら・・・安いのかなぁ? とりあえず、帰ってきたら早速作業開始 借りていたYSR50とYSR80と部品取り用YSR50 んで、元のYSR50はネイキッド化をもくろみ、片っ端から部品を外す さらに、レース仕様のYSR80に保安器などの部品を搭載し乗れるようにする こうして、2台のYSR50は鶏ガラとかし、1台のなんちゃってYSR80が完成! 保安器足りないのどうしようかな〜 フロントはネイキッド用ライトとステーに社外ウィンカーでOKだけどリアは・・・ いっそのことボロい方のカウル切り取って別の車種のテール周り移植するか? そんなこんなで元気よく通勤快速のYSR80、メーターが60Kまでしかないのはご愛敬(YSR50のメーター) しかし、キャブが詰まっているのか前回走行すると止まってしまう現象続発 そのうち、うんともすんとも言わなくなってしまった・・・ 仕方ないので押して変える、出勤時でなくて良かった 週末、早速キャブ清掃、外して開けてみると案の定ゴミだらけ ついでに、プラグを外してみると・・・真っ黒あーんど湿ってる〔爆 なんだ、カブってエンジンかかんなかったのね 仕方ないので、新しいプラグと燃料フィルターを追加装備 キャブ清掃も一段落して組み付け&試走 よしよし調子よく・・・・なってない、しばらく走ったらがぼがぼ言って止まってしまった プラグを外すと、湿ってる&真っ黒〜・・・なんで? キャブは(多分)ノーマルのミクニ製、ジェットもノーマルのままの#110だし 排気系もノーマルだし、吸気系はエアクリーナーのスポンジが腐って抜けてたので デイトナのに変えたけど、ノーマルより抵抗があるって事は考えにくいし (っていうか抜けたエアクリでセッティング出してあったのか?) 何で濃いのか全く不明・・・ エンジン音も、どう聞いても4サイクル運転している音だし 濃すぎるらしい・・・・ キャブをバラバラにしたときにJNをプライヤでつかんだような跡があって 曲がっていたが、それが原因か? 曲がってるのを修正したJNはよけいに悪化したとか? う〜んわからん まぁ、薄いよりは濃い方がいいんだがそれにしたってこれは・・・ オークションにYSRのサービスマニュアルが出てる、早速入札 マニュアル品番情報 2AL−28197−00 YSR50サービスマニュアル 2UE−28197−05 YSR50追記マニュアル オークションで¥6500まで入札したが蹴られる しかし同日、マニュアルはまだメーカーから入手可能なことが判明・・即注文する 予定金額は5〜6千円・・・競り相手には悪い事した模様・・・ ついでに、キズのあるやばめなJNを注文、値段はJNとクリップのセットで¥1050 結構するけど、重要部品だからこんなもんか? オークションで落としたリアカウルが届く、なぜか送料込み(うれしい) 開けてみると、デカールのはがれは有るが確かに新古の備品と言った感じ、 でもヤニだか経年劣化だかわからんが、微妙に黄ばんでるんだよなぁ(爆) 早速、シートや蓋の移植・・・が、シート下のゴム足がないことが判明! 仕方ないので、接着されていたランプ保護用ゴムパッキンと共に注文してこよう 移植完了!、いい感じだ さらに、スピードメーター到着、やはり80用の純正品のようだ 続いて、エンジン小物、腰上OHに必要な部品のほとんどがそろってしまった・・・ あと、ピストンリング程度の注文で腰上OHが実施可能っぽい ちょっと驚いたのは、キタコの20mmオーバーサイズキャブキットのインテークと (おそらく)キタコのカーボンリードバルブが入っていたこと・・・ちょっとお得かも? その後、注文していたサービスマニュアルセットが届く、合計で4300円・・・ (2600+700) オークション競り相手にはすごく悪い事した気分・・・まぁ下調べなしで入札する人の責任だからいいか マニュアルで、セッティングを調べてみるとパイロットニードルスクリュー戻し量1.5とある 基準値に設定したけどやはりプラグのかぶり症状は改善せず・・・ついでに気が付いたが プラグって8番が標準かと思ったが、7〜8番なのね、気温や状況で変えろって? う〜ん、後で7番のプラグ買ってこよう・・・ しかし、マニュアル読んでいると、ほとんどのネジに締め付けトルク指定が有る・・・ う〜、あちこち適当に閉めちゃったよ・・・まぁ、思いつくところはなおしておくか 部品注文 フロントウィンカーASSY、グロメット、モール、JNなど これでやっと外見がきれいになってきた エンジン積み替え 借りていたYSR50と部品取り用のエンジンを積み替えることにする エンジンを下ろして整備・・・リードバルブを外してみたら錆びていた こりゃまずいと、クランクケース内を洗浄 さらに水が出てきてびっくり・・おいおい、エンジン生きてるかな? 腰上をばらすかどうか迷っていると、親父が勝手に開けてしまう(爆 バラしたら、シリンダヘッドはきれいな物、シリンダは・・・錆びてる&キズあり あんまり状態は良く無いなぁ・・・とりあえず、ガスケット交換して組み直す むぅ、ピストンが入らない〜 原因は分からないが、4回目にさっくり収まって、何だったんだ状態? トルクを確認して締め付けして、組あがったエンジンを積み替える・・・ ありゃ?エンジンマウントが入らない・・・曲がってるのか? 少々もめるも、何とかエンジン積み込み完了、あとはケーブルと配管を直すだけ ココまで来れば早い物で、さっさと終わりエンジン始動でキックをおろす やはり圧縮の生きてるエンジンはイイねぇ 数回のキックの後、元気に始動 相変わらず、ウィンカーもライトもないが、ちょっと一回り走ってくる 笑えるほど元気がいい、本来の50ccとはこんなにパワーがあるのかと 驚くほど、下手すると80並に? さてさて、50の作業が終わって、今度は80の調整 まずは購入した部品の取り付け、ウィンカーなおして、モールつけて、シートの足つけて んで、肝心のJN、交換したら、ガタガタもなくなってすんなり組み立てられるようになった でも、走ってみるとやはり調子悪い・・・ 次に、メインジェットを10番下げて100番にする 状態・・・ちょっと改善?でもほとんど変わらない、プラグは相変わらず真っ黒 次に、プラグを7番に変えてみる 状態、やはり変わらず、プラグは・・・うわ、完璧に真っ白やけすぎだ メインジェットをノーマルの110番に戻す 走ってくると、やはり状態はわからないが、プラグのやけ具合はこんがりきつね色に こうなってくると、やはりエンジンかチャンバーの方らしい でも、エンジンは圧縮生きてるし、ガラガラも言わないし、問題ないと思う・・・ とすれば、やはりチャンバーか・・・一度外して焼かないとダメなんだろうなぁ 庭に穴掘ってバーベキュー用の炭くべて焼いてみるか? チャンバーのつまりってどうやって調べれば良いんだろう? でも、3000rpm程度でもパワーが全然出なくなっちゃうってのは? 詰まってるなら高回転でパワーが出なくなると思うんだけど 謎だなぁ、早く元気になって、車に馬鹿にされない走りが出来るようになって欲しいんだが 週末、予定通り80の調整・・・ カウル外して、チャンバー外して、エアを吹き込んでみる・・・? 全然詰まってない、どうもチャンバーでもないみたい? 原因が分からないまま、マグネトーのチェック、回路も問題なし とりあえず、コネクタがホコリだらけなので、エアで掃除して組み直し 結局原因不明のまま、調子を見てみる・・・!! いきなり2Stらしい急加速にビビる なぜか、調子が戻っている?鬼のような加速だ 元気の良い50も早かったが、これはそれ以上のすごさ なんか、回路の接触不良かな? と思いつつ、試走に行く・・・が途中でまたもやがぼがぼ状態に戻ってしまい、とろとろ運転で帰宅 ぬあ〜原因不明だ〜 仕方ないので、ヘッドライトの届いた50の方を仕上げることにする ネジ経間違えて300円ほど損するも、きれいに仕上がった これで通勤にも使える快速50が完成だ・・・ って、来週は別のバイクで通勤予定だったっけ 不調原因不明の80はさておき、(多分電装系だろうけど)50を元気に乗り回してみる 至って快調、調子の良い50とはこんなに早い物か?上り坂でも軽く70Kをマークしてくれる 楽しくて、あちこちグルグルしてしまった。 案の定、遊びすぎで帰ってきたら轟沈(爆) 突然、部品番号 後期用穴あきフロントディスク:2RR-25831-00 後期パーツリスト90:3GE(2GX-613101〜) 後期パーツリスト50:2UE(2UE-109101〜) 最近YSRちょっとナヘ気味、何にしても部品注文してから来るのが遅いし いまいち原因不明で調子が良くなったり悪くなったり・・・もう一台作ろうにも 現状ではパーツ不足やお手入れ不足でいろいろと問題が有る、どっちにしても やることが多すぎて手が回らないのは確か、せめて仕事がもう少し暇になってくれればなぁ 連休中、結構いじったけど結局2台目のタンク錆び取りとかしか出来ず・・・ まぁ、エンジンかかったから良いか で、連休はじめに不調の80をいじり回す、コネクタ異常なし、キャブ異常なし、マフラー??? うるさいの覚悟でチャンバーをゆるめてアクセルをあおる・・・微妙に回転数が上がる もしかして・・・とマフラーを針金で突っついたら・・・大当たり どうやら、マフラー詰まってるの確実らしい・・ていうか、サイレンサーのグラスウールが落ちて パイプをふさいじゃってるっぽい、調子が出ると元気に走ってくれるが、全開でふかすと すぐに詰まった状態に戻ってしまう・・・仕方ないので、針金曲げてマフラーからつっこんだ状態で乗り回すことに ついでに原因判明で社外チャンバー注文決定、早く来ないかな〜 1週間後の予定のマフラーが早くも届く 突然だったので、現金用意していなくてさぁたいへん でも、何とか支払って即取り付け うはぁ〜、音が変わった〜 2st特有のはじけるような金属音、いい感じだ しかし、抜けが良すぎてピストン溶けないだろうな〜 早速試走、元気元気、長い上り坂でも80kmをキープするし、平地なら楽々100km出る始末 80とはこんなにパワフルな物か〜 しかし、エンジン特性はだいぶピーキーになったらしい 2000〜7000はソコソコ回るけどのんびり向き、本気で走るなら7500以上8000を越えてから 本領発揮で11000まで回ってしまう さすがにそれ以上回すと壊れそうなので、一応気をつけて回す 一通り全開走行後にプラグを見てみたが、ノーマルのままでこんがりきつね色 抜けが良くなった割にガスが薄くないってのは何だろう? 今まで濃すぎたのかな?まさかオイルが多すぎてきつね色なんじゃないだろうな そういえば、オイル消費量が激しい 通常はもっともつはずなんだが、なぜかガソリン3〜4タンクでオイルが無くなった・・・ そうすると、20リットルに300ccくらい使ってる計算か? 比率で10:1.5?普通は25:1〜25:2位じゃなかったっけ?ちょっと濃すぎ? まぁ、薄くて焼き付くよりは濃い方がいいって話しもあるが、チャンバーがすぐ詰まりそう? 元気に走り回る今日この頃、登りでは少々パワー不足&平地+下り坂ではギア比が足りない とりあえず、社外のドリブンスプロケットに変えるかなぁ、ドライブスプロケットが無いのは痛いな 乗り比べて似ると、ゆっくり走る分には50の方がシルキーでいい感じ パワー自体は当然80の方が有るが、いかんせん振動が激しすぎ 振動対策と吸気系カスタムは必至か? おそらく、現状で9〜11PSくらい出ている物と思われるが、実際の所どれくらいなんだろう? 前は出光のガソリンを入れていた気がするが、思うところ合ってガイアックスに変更 やっぱり安いな〜→ガイアックス で、調子悪くはないんだけどどうもピーキーになった感じ その後、日石のハイオクに変更、今度は振動が減ってなめらかにふけあがるようになった 反面、ピーキーさは薄くなって面白みがない感じ? 社外チャンバー取り付けから1週間、なにやら錆が目立ってきたので やはり耐熱黒で塗装決定!、早速外して磨き上げる 黒塗料は残り少ないが、何とか足りた・・・しかしつけはずしめんどくせーの チャンバー外したついでにオイル交換、予想はしていたが相変わらずラメ入りオイル こんなに粉出てたらそのうち粉出てる原因が削れて無くなっちゃうんじゃ無かろうか チャンバーが乾いたので取り付け、この塗料は乾いた後エンジンふかして加熱しないと 完全に乾かないのだ・・・ちょっと峠に走りに行く シルキーになったエンジンは振動が少ない物の、今回のメンテナンスでどこか間違ったか 5〜6千でどこかが共鳴してブリブリ言う(ホントにそんな音)気になるので途中で止まって あちこち確認したが異常は見つからない・・・むぅ、困ったね 一通り走って帰ってくる、チャンバーはひとまず乾いた感じ、でも先端や2縦管になってる部分は ちょっと生乾きかな? 例の音が気になるので、あちこちチェック・・・ありゃ?チャンバーにオイルが・・・ドレンゆるんだか? ドレンは・・大丈夫・・・ってこれはぁ! 80エンジン、早くも一時圧縮漏れ?・・・調子良いから気づかなかったが、こりゃ困ったね まぁ、クランクベアリングシールは頼んであるから、50じゃなく80のエンジンにつければいいか しばらく乗ってみて、どうやらブリブリ言う音はチャンバーとスタンドが干渉している音らしい 後でゴムバンドでも巻いて確認してみよう それにしても暗い・・・バッテリーも発電量も足りなすぎる 何とかマグネトーの発電容量を増やす方法はないもんか やっぱり、ライティングコイルまき直すしかないのかな〜 それにしたって容量不足だと思うんだけど・・・いっそ250くらいのエンジンのダイナモ積んじゃうか? 昔はYSR用高出力ダイナモあったんだろうな〜 週末、思うところ有って純正マフラーを切り始める ウールがはがれていると思っていたが、切ってみたらウールなど入って無くて 変なすすの固まりが転がっていた・・・これが詰まっていた原因か で、社外チャンバーからノーマルチャンバーに戻してみる むぅ〜、マイルドで乗りやすい特性になった・・・ よく抜ければいいってモンじゃないのね しかし、うるさい、激しくうるさい・・・仕方ないのでホースを買ってきて ペットボトルを接続し、マフラーにしてみる(笑 プラスチップ製の2リッターペットは共鳴を起こさないのでとても静か 遠慮なく走ってくる、特性がマイルドで乗りやすい・・・しかし坂道登り切ったあたりで 爆音に変わる・・・帰ってから見てみると、ホースが溶けて抜けてしまっていた むぅ、やはり持たなかったか・・・ 仕方ないので、水道用のステンレスホースをつけてみる 太いのがないので、内径12ミリのほっそいホース・・・ 1リットルのオイル缶と蛇腹ホースできれいにまとまった しかし、乗ってみると案の定フン詰まりで、4000以上回らなくなっちゃった でも、音はだいぶ静か・・・ とりあえず、その状態で通勤に使っているが、やはり詰まり気味は気持ち悪く 速度は上がらないし、トルクはないしすすは出るし背中はすすけるし・・・ さっさと太いホースに変えなきゃな〜 ホームセンターに太めのステンレスホースを注文 さて、今度はどうやって加工しようか・・・ 出来れば、円筒形の缶で内部にウールを詰めたいが、いい缶が見つからないので またオイル缶になりそうな予感・・・ せめて、取り回し考えて、もう少し静かに出来ないかな〜 目標はテロテロ走るカブレベルの騒音! っていってもエンジン自体からかなりのノイズが出てるから無理って話もあるんだけどね まぁ、作って見なきゃわからない・・・ 週末を目前にして、YSR轟沈・・・エンジンかからず(謎 金曜夜、突如YSRの修理を始める ついでだからインマニの怪しげアルミ板も取り付け で、プラグ確認・・・ってぇまっっっっくろやんけ〜 やはり、排圧高すぎてカブってた模様、プラグ交換したら元気になりやがんの(滅 んで、マフラーの部品は買ってきたけど、轟沈してしまってチョンギリチャンバーのまんま そんなでも無いと思ったけど、やっぱうるさいね(当たり前か いろいろと確認してみたが、やはりオイルが濃すぎる模様 そのせいなのか、なぜか低速でパワーが出無くなっちゃって7000以上回すと気持ちいい加速 でも、チャンバーもアレだからどっちが原因かわからない 上しか使えないおかげでいつも80キロ超過・・・いつか捕まりそうだな チョンギリチャンバーはうるさいと不評&かっこわるいので 結局また社外品をつけてみる・・・しかしこれ、よけいうるさいんでないの? 社外品をつけて1週間、ノーマルよりもハードな味付けで、確かに最高速がプラス5〜10km 増えている感じ、でもチャンバーが軽すぎるのか、あちこち干渉してるのか どうも振動が激しい・・・ノーマルの方がケツが痒くならないから良いような気はする 社外に戻して1週間、元気にかっ飛ばしているときに、息継ぎを起こす もしかして、キャブにたまったゴミがジェット詰まらせたか? でも、アクセル開けると走れるので我慢して走る・・・が信号待ちでエンジンが止まる 押しかけで走り出し、先を急ぐが、大通りでとうとう完全停止 押しかけでもかからないので、しばらく休んでキックしてみる・・・がスカスカ まずいと思い、手でクランキングしてみるが、完全に圧縮が抜けている・・・ どうやら、エンジンやってしまったらしい。 家まで遠いし、押して帰るのかと頭を抱えつつ、再度押しかけしてみると エンジンが3000〜4000回転まで回ったときに何とか目覚める・・・が 回転数が2000回転を切ると、どうにも回復せずにエンスト と言うわけで、ムリして自宅まで帰ることにする 信号待ちで、エンジンを3000回転保ちつつ、なんとか発進/エンストを繰り返し 最後はローでも坂道上らない状態になりつつも何とか自宅に到着 次の日、早速腰上をバラしてみる。 ヘッド、なんかプチプチ付いてるな、ピストン溶けた後か? シリンダを抜いて・・・キズは?、あ〜しっかり傷が付いてるね〜、排気ポート側は段付きになってるみたい ピストンは・・・!!、ピストンリングが無い!?、しかも排気ポート側欠けてる・・・ こりゃダメだわ、よくこんな状態で走れたな〜 おそらく、社外チャンバーと詰まったキャブが原因で異常燃焼が発生して ピストンが焼き付きかけて欠落、同時にピストンリングが飛び出して破砕 ポートホールを削ってしまったと思われる 絶対的な原因は分からないが、おそらくキャブの詰まりだろう チャンバーがノーマルなら何とかなったかもしれないが、社外チャンバーではもろくも・・・と言ったところ バイク屋に外したピストンとシリンダを持ち込んだけど、掘っても高くつきそうだし 予備ピストン&ピストンリングがあるので、結局新品のシリンダを1つ注文することにした シリンダ1つ約3万・・・痛い出費 でも、掘っても、堀賃1万+ピストン8k+ピストンリング4kで大して値段かわら無くなっちゃうので これであきらめる、直ったらノーマルマフラーに戻そう 当分YSRお預け、悲しい・・・ 一週間後、連絡有り、何となく予想はしていたが、YSR80のピストンもう無いそうで 結局焼き付いたのを掘って使うことに決定・・・むぅ、余ったピストンとリングどうしよう・・・ 2週間もかかって、部品全部そろった模様、 しかし、シリンダは0.5じゃポートのエッジが立たなかったが、これは仕方ないな 組み立て早々に焼き付いたら悲しいが、まぁやってみるしかない、とにかく組み立て 下準備、シリンダのEXポートにスタッド立てて、真新しいピストンにリング付けて しっかりオイル塗ったら、まずはちゃんと組めるか確認・・・ おぉ、新品のリングは感触が違うな〜、いい感じだ 早速腰上組み立て、ケースにスタッド立てて、クランクにオイルアップしたベアリングを入れて 同じくオイルアップしたピストン付けて、ピストンピン・・・すんなり装着 新品にありがちなゴリゴリ感もなく、すばらしく素直な仕上がり さて、シリンダの装着・・・ 前回リングが引っかかった&ピストンリングコンプレッサなる工具があることを知ったので 慎重に、リングを圧縮しながら挿入・・・これまたすんなり収まった、怖いくらい順調 シリンダが収まったところで、キックを下ろしてクランキング ピストンとシリンダをなじませる&シリンダを落ち着かせる効果があるらしいが 特に問題もなくなめらかに動く 続いて、ヘッドの装着・・・ 途中ヘッドガスケットがよれるが、圧着すれば問題ないと言うことで、そのまま続ける 締め付けトルクは1kg、前回慎重に閉めすぎてやたら時間がかかったので、ややラフに締めてゆく ガスケットがつぶれていく感触と共に、トルクレンチがサインを出す 左が少々先に閉まったような気がするが、問題なさそうなのでok、下手に締め直してガスケットが 無駄になるのは避けたい 腰上が組み上がったところで、軽くクランキング、なめらかな動き&圧縮も十分 続いて、リードバルブ、マニホールド、キャブを組み付けてゆく もう少しもう少し、チャンバーは、例の2本だし社外品は危険そうなので ノーマルを装着、エアクリとタンクを乗せて・・・完成! 続く