oneevenHP




野田昌宏

紹介



野田昌宏 さん。


まず、何はさておき、SFとくると私はこの人を一番に挙げざるを 得ません。

この方、日本SF界の重鎮の一人であり、私が受験生の頃、ある SFの作品感想を訳者である野田さんに送ったところ、何とその 続編の訳稿を送って下さいました。以降、色々親切にして下さ っている、奥の深い方です。後々自分の好きな海外SFの訳者を 見てみたところ、野田さんの名前がとても多くついており、自 分の注意力のなさに唖然とした覚えがあります。「キャプテン フューチャー」や「スターウルフ」という言葉、記憶にないで しょうか?「スターウォーズ・ジェダイの復讐」の小説も、野 田さんが訳されました。

野田さんは、TV番組制作会社「日本テレワーク」社長でもあら れます。「ポンキッキーズ」や「料理の鉄人」という番組は皆 さん御存知とは思いますが、これらは、テレビ番組作成会社で ある上記会社の作品です。
まあ、それはそれとして・・・。

野田さんは、訳者としてもさる事ながら、御自身も古株のSF作家 でいらっしゃいます。
代表的作品に

「銀河乞食軍団」

があります。本編17巻、外伝4巻(早川文庫SF)、「CDブック」(ビク ター)1巻。グレゴリオ暦1982年よりの刊行で、17巻をもって第2部 が終了しました。

実は私の本名も、キャラの一人につけて頂いております。

人類が銀河に進出してかなりの時間が経ち、恒星系毎に準独立国家 が公認となっている時代(ひょっとすると我々の世界とは違う世界 なのかもしれません)。
辺境恒星系国家群中ではトップの勢力を持つ、「星涯」星系の中規 模廃品再生&輸送業企業(といっても業務内容はそれに限りませんが)


「星海企業」

の活躍がその筋です。廃品再生業者に何ができる?と思うかもしれ ませんが、再生・整備するのは軍払い下ろしの戦闘機や貨物宇宙船 などです。ポテンシャルは充分。トップは、

副頭目 :熊倉松五郎(元連邦宇宙軍巡航宇宙艦機関長)
社長(頭目) :ムックホッファ(元連邦宇宙軍中将)

で、彼らは軍のやり方が嫌になって飛び出しました。
弱い者の為に、政府や星系軍とさえも向こうを張って戦う(といって も頭脳戦ですが)人間です。その方針の元、社員の元不良少年少女や 動物使い、和尚(!)、兵学校中退生などなどが知恵と能力を振り絞っ て「人助け」をして行きます。軍のせいで空間転移した一つの村を 元に戻したり、「戻した」影響で遭難し、他の物質と重複してしまっ た者達を復活させたり・・・。
「人情」が、この作品の一つの柱と思います。次に、相手のド肝を 抜く奇想天外な「策」。そして・・・ネーミングです。
ネーミングの面白さの例を挙げると・・・

「クロパン大王」(星涯企業フラグシップ名)
「パンパネラ一号」(星涯企業所有宇宙貨物船名)
「青井お七」(頭の切れる,有能な整備工.元不良少女.)
「正覚坊珍念」(和尚だけど本名はウォルフヴァング・フォン・バックハ ウス.ドイツ系?)
「山本又八」(実は本編で一番活躍する色男)

親しみの持てる日本のSF、という感じが物凄くする作品です。





先頭へ

SF紹介リストへ

oneevenHPへ