未来史シリーズ Q&A

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Q10 機人と機命、ロボットはどう違うのか?
A10 まとめると、

  機人:人権を持つ機命
  機命:生命と認められた(自己が存続することを究極の目的とした)ロボット
  ロボット:自律行動ができる機械

になります。ロボットは知能や姿などに制限があり、人類の監督下で比較的単純な作業を行うものが大半になります。
Q9 宇宙船が軽すぎるように見えるのはなぜか?
A9 炭素系材料を基本に国際宇宙ステーションや航空機と同じような構造・思想で設計すれば、『おさそい』に登場するルイーゼ・ボッシュくらいの質量(全長:372m、質量:1万3000t)になると考えています。
Q8 無重力空間でも生活空間が上下左右を意識した造りになっているのはなぜか?
A8 その方が生活しやすいと考えているからです。特に、地球に住んでいる人が多く訪れる地球近傍や月などでは、その方が訪れた人の混乱を軽減すると考えています。
Q7 設定年代が近い作品でも技術水準が大きく違うように見えるのはなぜか?
A7 循環型(省エネ)社会、人間性重視(行きすぎた自動化、効率化への反対)、自然(生態系)の尊重という背景があるからです。『夏の一日』に登場するいばらき市大洗地区(現・茨城県大洗町)での生活に『おさそい』に登場する“雲の海”市と同じ水準の技術は必要ありません。エネルギーや情報インフラなどは共通ですが、あまり見えないので、技術水準が大きく違うように見えます。
Q6 電人や機人がなぜ友人を作るのか?
A6 人権を保障するためです。電人や機人は産業用などとして生み出されることが多いので、どうしても社会とのつながりが職場関係に限定しがちです。でも、職場しか知らず、仕事しかない一生では良くないので、それ以外の世界を確実に知るためにも、職場関係とは無関係な友人を作って付き合う権利とそうさせる義務があります。
Q5 電人と電命、AIはどう違うのか?
A5 まとめると、

  電人:人権を持つ電命
  電命:生命と認められた(自己が存続することを究極の目的とした)AI
  AI:人工知能(学習するプログラム)

になります。人間とほとんど変わらない応答をするAI(たとえば、コミュニケーションソフト)もありますが、これらは生命と認められていないので、電人や電命ではありません。
Q4 電人や機人、GM人間、GM知的生命に対する差別は具体的にどんなものか?
A4 殺害などの激しいものから、採用拒否、入居拒否、陰口をたたく、仲間外れにするなどといったものまで何でもあります。人種・民族・宗教差別や少数派差別とまったく同じです。
Q3 電人や機人たちはなぜ人間そっくりの姿をし、ほとんど変わらない振る舞いをするのか?
A3 電命や機命、AIやロボットなどと差別化するためです。戦後、人権が認められてからは、よりこの傾向が強まりました。
Q2 GM知的生命は一般家庭で生活できるのか?
A2 できます。GM知的生命は元々人間の自然言語を完全に理解し、協調して活動できる生物ロボットとして開発されたので、多少のバリアフリー化は必要ですが、問題なく一般家庭で生活できます。
Q1 電人と機人はどう違うのか? また、なぜ違うのか?
A1 違いは他の身体に移れるかどうかです。電人は元々コンピューターネットワークの中にある電子空間に住んでいるので、特定の身体を持っていません。「宇宙船や学校などを身体としている」と言っても、解任されたりすれば自由に他の身体に移動できるという点が機人と一番違います。

また、これらの違いは、電人がコンピュータープログラムを起源とし、機人がロボットを起源としていることから生まれました。


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