| アメリカの3人に1人の子供が未婚の母親から生まれ、その子供が生まれた時から戸籍上の父親がいない。イギリスやフランスでもほぼ同じ結果です。福祉国家と言われるスウェーデンでは、なんと2人に1人です。アメリカで8年前13万人だった親による幼児虐待で重傷を負う子供たちの数が、一昨年なんと57万人になっています。
親たちが子育てをもろもろの教育機関、制度に依存するとき、学校は崩壊していく。アメリカで起きてしまった悲劇から、われわれは一体何を学ぶのか?学校はどこまで子育てにかかわるべきなのか。子育ての出発点にいる親たちに対する、保育園・幼稚園の重要な役割、そうした身近かな問題を検証します。
家庭という人間社会の一単位は、「子育て」という行為を成り立ちの基本としています。家庭の崩壊や犯罪の急増が、やがて学校教育システムを崩壊させていく。そのきざしが日本でも見えています。
「子育て」に幸福感を感じなくなりつつある親たちが引き起こすこの子供たちを囲む危険な流れを、欧米の特殊な現象としてではなく、広く人間の親たちに起こっている異常現象として考えていかなければならないと思います。
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