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松居慶子コンサートリポート
Keiko Matsui Live report from New York
Lincolun Center, Avery Fisher Hall, N.Y.
Wednesday Evening, June 23, 1999, at 8:00

6月23日、Keiko MatsuiのNYコンサート。期待していた以上の素晴らしい演奏とステージで、大満足でした。この時期、毎年NYではJVC JAZZ Festival が、約三週間続きます。毎日NY市内のあちこちの会場で、JazzのTop Musicianが演奏します。

今夜のKeiko Matsuiのコンサート会場は、その中でも、その格でも、会場の広さでも、NYではCarnegie Hallと同等以上のLincolun Center, Avery Fisher Hallです。このホールは、NYフィルハーモニーのホーム会場でもあります。このNY最高のホールをファンで埋めてのコンサート。

精細さと迫力あるKeikoさんの演奏が、ホールを包み込み、感動と興奮の渦を作っていきました。

以前に聞いたコンサートよりずっとPowerfulになり、その効果で繊細な演奏部分が更に引き立っていました。Doll, Kappa, White Bridge, Forever, Forever...など、ステージ用にアレンジされた演奏は、素晴らしいものでした。同じ曲でも、幅と深みがあり、音に包み込まれていく感じです。是非、ライブアルバムを作って欲しい。

シルバーのステージドレスがライトに映え、ポニーテール風にまとめ上げた髪が演奏にあわせて揺れ、絵になっていました。合間、合間のトークや曲の紹介も素朴で洗練されていて、観客に受けていました。

加えて、ご主人のKazuさんの尺八も、そしてウィットにとんだトークはステージをとても品よく楽しくしています。そして、The Wind and the WolfでのKazuさんの尺八、ますます冴え渡っていました。

コンサートの後、楽屋を訪問し、少し歓談できました。Kazuさんは、とても幅を感じさせる人で、楽しい人ですね。「NYでも、過去Beacon TheaterやAppolo Theaterでコンサートを開いたけれども、流石にAvery Fisher Hallは大きい」との感想でした。

今晩は、12時頃(夜)Tour BusでWashington DCに向かうとのことでした。機材が一緒に乗せられるし、個室があるので、米国内ツアーは、やはりこのTour Busが便利、とのことでした。

Kazuさんのステージでのトークは毎回同じで、ズーとやっているので、間合いが分かっている言わば完成品。常連のファンからは、たまには変えたらと言われるけど、「日本には落語という笑いのトークがあり、これは何百年も変わっていない」、と言って切り抜けているそうです。

Musicians:
Kazu Matsui on Shakuhachi
Greg Riley on Saxophone
Jinshi Ozaki on Guitar
Chris Colangelo on Bass
Jonathan Dresel on Drums


リポーター:大島誠司さん(NYC)

(C) Keiko Matsui Music Fan Site, Japan.

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