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●ノーマン・マイヤーズ博士(ガイアの著者、IBM、 NASA環境顧問)
Dr. Norman Myers / Oxford University,
Environmental Consaltant - U.K.
「自然とともに生きること」 自然というのは独自のシステム、作動原理があります。その営まれ方はまったく人間社会とは違います。体一つで自然に出るといろいろな危険に晒されます。自然の作動原理に従わなければなりません。私は小さなテントの中で3年以上、一千夜、過ごした経験があります。朝、目覚めてみるとテントのすぐ近くにライオンや象の足跡を発見します。
●大木浩 元環境庁長官
Hiroshi Ohki/ Former Environmental
Minister of Japan Gov. - Japan
「全市民の協力で」 1988年の国連総会で、ソ連のシュワルナゼ外務大臣とゴルバチョフさんが、それぞれ演説をして、環境問題に対し、これは非常に大事であると言いだしたのです。今までの安全保障という問題は、西と東の対立の中で言っていたのですが、これからは「環境問題」が、共通の人類全体としてのセキュリティーであると発言したのです。
●ルイジ・コラーニ博士(エルゴ・デザインの巨匠)
Dr.Luigi Colani/ Industral Designer
- Germany
「人類は最期に来た種」 私たちを取り巻く環境には、2つの違う性格による問題が起きている。私たちの世界はそれらで満ち溢れています。日本で起こった地震、津波などは、自然そのものから生まれている現象です。それは極めてノーマルで、それによって人々が命を失ったりしますが、あくまでも自然現象なのです。これは避けることができない。しかし、もう一つの問題は、人類自身が問題を作っているということなのです。
●ピーター・ピーダーセン(オイコス研究所所長・プラネット出版社長)
Peter D. Pedersen/ President
of Planet Publishing - Japan
「最高の資本はアイデアである」「地球を救おう」とか「自然に優しく」とかじゃなくて、もっと身近で利己主義的に考えたほうがピンとくると思います。自分の愛しい子どもに生活を確保してあげたいのか、それならきちんと取り組まないといけません。このまま進んでいくと生態系は崩壊して、経済のベースが崩れていくということです。そのために先を見据えて2050年こういう社会にしていきたいから今取り組む必要性があると認識することです。
●木全ミツ(イオンフォレスト取締役)
Mitsu Kimata/ THE BODY SHOP
Corpporate Senior Adviser - Japan
「THINK ACT CHANGE 」 企業が従来、収益を求めることを100%の目的とし、環境へのマイナス負荷を及ぼしてきたという問題は、政府や社会がやればいいと考えてきた。また、世界の虐げられた人たちや動物の問題に対しTHE BODY
SHOPという企業は何ができるのか、何をしなければいけないのかという責任を明確にして、毎日のオペレーションの中で行動を通して、取組み、社会を変えていこうとしているのです。その変革の一つになれる企業、それがよい企業であり、21世紀に存在価値のある企業なのです。
●松居慶子(スムースジャズピアニスト)
Keiko Matsui/ Jazz pianist -
Japan
「音楽は祈り」 音の中に「大自然の気」というか、人間が言葉では説明しきれないような不思議な力、それから、「命の源のようなエネルギー」というのが自然の中にあると思うのですが、そういった「気」を呼び起こすような何かが伝わっていくようになったらいいなと思います。自分の子供たちの将来を考えると、色々な物が発展したがゆえに崩れていったものがあると思います。何処か、いいバランス、調和がとれる世の中になっていったらいいなと祈っています。
●マーティン・ヒル(環境写真家)
Martin Hill/ Environmental artist
- New Zealand
「地球上のすべての生命はひとつのサークルの中に存在する」 成長、死、また再生へとたどる一連の自然の壮大なサイクルに興味があるのです。唯一、人間だけが作り出すゴミ、酸性雨、限りあるエネルギーの浪費など地球規模での破壊は刻一刻と自然循環を蝕んでいます。今必要なのは循環型社会システムにリデザイン(再構築)することです。 |
●椿 昇(現代アーティスト、ハノーバーエキスポ・ディレクター)
Noboru Tsubaki/ Contemporary
artist - Japan
「アゲンスト・ネイチャー」 ハノーバー2000の日本パビリオンでは今の日本の力を見せたいという方向で構想を練っています。メインは環境問題でCO2がテーマです。パビリオン全体が地球温暖化を一貫したテーマにしています。その課題に対して日本がどういうことを提示できるのか、地球誕生からの歴史、人類が地球環境を改変してきたというのは紛れもない事実ですからね。
●藁谷 豊 (ワークショップミュー代表)
Yutaka Waragai/ President of
WORKSHOP MU - Japan
「クリエイター達の可能性」 従来の組織がなかなか機能していかないというのがあります。これからのキーワードはコラボレーション(協同作業)だと思うんです。それをうまく進めていくための新しい組織作りも、ここで実験的にやってみたいのです。「批判を恐れずに前進を」ということなんです。その意義と限界を知ることもやってみたいということで、約10年前にスタートしたんです。
●トニー・ボーイズ(環境問題研究家)
Antony Boys/ Environmental Reserch
- Japan
「太陽のペースで生きる社会」 意識として、人間のために地球があるという考えかたがある。自然の中に生きているのではなくて、自然は全部利用できるもので、邪魔をする動物、植物は押しのけられる。人間は最高の存在であるという人間共通の考え方です。その文化的なストリーにどっぷり浸かっていることに気がつくべきだと思う。その考えを意識的に変えていくのはそう簡単なことではないが、人間と自然との接触の仕方を根本的に見直していく必要がある。
●ウオーレン・スノウ(ティンドール財団代表)
Warren Snow/ Manager of Tindall
Foundation - New Zealand
「持続社会に向けての協力」 環境問題というのは、社会システムの問題であり、技術面だけでは解決し得ないこと。風通しのいいコミュニケーションこそが、環境・社会問題を展開する際に重要です。デジタル通信という双方向にコミュニケートできるメディアは具体的なイメージを投影し、そこからわれわれは注意を喚起したり、勇気ある行動を起こしていくことが可能です。
●マイク・カルバウエル(QUADRANT SYSTEM 代表/ Malaspina大学教授)
Mike Culverwell/ President of
QUADRANT SYSTEM - Canada
「幾何学が生むエルゴデザイン」 私が住んでいるカナダでは大問題が生じています。森林という天然資源は100%活用できればいいのですが、木材についていうと現在の利用率というのは50%にしか過ぎません。捨て場がなくなって大量に湖に放置され水質への影響も出始めています。廃棄材として放置されるものを有効に使えないかとブリティッシュ・コロンビア州から依頼され研究開発に着手したところです。
●キム・チョン・ミン(ファッションデザイナー)
Kim Jung Ming/ Fashion designer
- Korea
「名もない花を胸に」 きれいな川、きれいな山を取戻して、基本的には自分の国の伝統とか、その自然の中にあるきれいな線とか形とかをモティーフにして、自分の作品に反映していきたい。私のイメージでは「平和」という言葉は「自然の中を流れる静かな川の流れ」を連想します。ソウル市の中心部を流れるハン河の夕焼けはとてもきれいで、安定感、平穏な感じがするのです。
●ラシェドウ・ムンナ(Creation 代表)
MD. Raschedul Munna/ Prsident
of Creation PVT LTD. - Bangladesh
「バングラデシュでのある試み」 私は、沢山の飢えと貧困の動きの流れを見てきました。私はラッキーな一人で豊かな外国にも行くことができました。バングラデシュも豊かになれる日がくるはずだ、それは可能であるということ。日本やドイツが世界でも豊かな国になったように。私たちはその国の人たちと同じように、同じ2本の手、2つの目、頭を持っている。独自性を加えることによって私の夢は実現すると強く信じています。
●カール・ヴァスト(音楽家)
Carl Vast/ Musician - U.S.A.
「太陽電池1枚で生活をエンジョイ」 私が住んでいる土地は39エイカーあります。特別の条件でこの土地に住んでいる私と家内はとてもラッキーだと思います。電気は、1枚のソーラーパネル、14個の12Vバッテリーです。一枚のパネルから取り出せる電気量はおのずと決まっています。夜は、ろうそくを中心に使い、都市のように電気をつけっぱなしにすることは絶対にありません。灯りがついているということは電気を消費していることですから。 |