大みかの森山から245号線に抜ける路。モダンな建物ですが、入って見ると普通の酒屋さんです。 宅急便を頼みに来る人もいます。違うのは、、、おお、こんなに沢山、イタリア、カリフォルニア、オーストラリアの ワイン。入るとすぐ、木箱に 様々なワインが並んでいました。みんなすぐに買える値段ばかり。さすが。ここ『酒の沼田屋』の 若主人（今は普通の店員です、と言ってました）は、ソムリエをしたくてソムリエのライセンス を持っています。しかも、29歳でちょっとカッコイイ隣のお兄さん気分です。
チーズアドバイザーという資格も持っている、というお話ですが？「ワインにチーズはとても良く合います。 ワインを売るなら、よりおいしく飲んでいただけるようにチーズも一緒に、と、考えました。」。 結局はお父さんの仕事を受け継ぐような形ですが、自分のしたいことが重なっているなんて ラッキーな方です。「では、沼田屋さんではチーズも売っているんですか？」「もちろんです。」 気になるチーズのお値段ですが、500〜1500円程度が標準で、まあ大きさや種類によって様々です。 運が良ければ、若主人に選んでもらえたりします。
「ええっと、実はお父様の方が何かギャラリーをお持ちだとかお聞きたのですが。」 ありました、ありました。お店の真上はレンタル・スペースになっていました。これはお父様が絵が好きで、 そういう関係のことを何かしたかったからだ、とか。30畳あまりのスペースは、白紙のようです。 ここは、誰かが自分を表現するために白い紙のようにニュートラルな空間にしてあるようです。 １日（10〜18時）１万円程度で自己表現の場を持つことができます。小さな個展には最高です。 火曜日は店の定休日ですが、『ギャラリーぬまた』の方はご相談に応じるというお話しです。 まずはお電話でご主人に相談してみるといいでしょう。
世の中は丁度１年が去って、新しい年を向かえる時期ですね。お祝い気分が町中にあふれます。 そこで、若主人にこの時期お勧めのものをお聞きしました。「シャンパンはお祝いなどに 最適ですし、なにか華やいだ気分になりますからプレゼントにも喜ばれます。ブーブクリコやモエシャンドン などは3800円くらいで手頃すよ。」わああ。シャンパンなんてクリスマスのジュースみたいなもの 以外はものすごく高価で手も出ないかと思いましたが。「あと、ワインでは白いボトルの ブラックバードは、見ためも美しいし新年にはピッタリです。」 （これはプレゼントにいただきましたよ！見たい人は下の プレゼントの紹介の文字から見にいけます。）確かに手頃なワインばかりですが、まさかこれだけでは ないですよね？「ワインセラーをご覧になりますか？」「いいんですか？」
ワインセラーは、なんとワインが沢山置いてある棚のさらにドアの向こうに半地下になって ありました。涼しいのはワインにとって一番良い温度に保ってあるからです。 つまり、ワインやチーズは保存状態で味に差が出てくるものであるから、こういう専門知識の ある人がいれば間違った保存をしないし又、私たちが買った時に味を損ねていない、という ことが無知な私でも分かりました。お店には500を軽く超えるワインがあります。 値段や味で相談すれば条件に合うワインの候補がいくつか上がってくるのです。 あ、大切なことを言い忘れました。ワインやチーズなら若主人に聞けばバッチリですが、 日本酒なことならご主人にお任せ。頼りになりますから、洋酒党も日本酒党も仲良く ここに来て楽しい晩餐のお買い物が出来る、という訳です。

あたたかい部屋で今夜はちょっといい感じで酔いたいなあ。そんな時にあてに出来る店が あるなんて、日立も捨てたもんでもない！