11月18日、気温の変動が大きくなる

 17日に強い冷え込みをもたらした寒気は、17日の夜には東へ抜けました。18日は、オホーツク海の低気圧から南西へのびる寒冷前線に向かって南から暖かい空気が入り、関東地方では気温が上がりました。特に、日立市役所では18日の0時過ぎから南西の風が吹き始め、18日の朝にはやや強くなったため、地形の影響を受けて18日の朝は気温がほとんど下がりませんでした。18日朝(0時〜9時)の日立市役所における最低気温は0時30分の8.2℃で、前日の最低気温3.9℃に比べて4℃近く高くなりました。一方、地形の影響を受けない南部支所や水戸では、晴れたこともあって日の出まで気温が下がり続け、最低気温は3℃前後まで下がりました。

 18日の日中になると、日本海から南下してきた寒冷前線に向かって南西から暖かい空気が入り、気温が上がりました。日立市役所では、13時43分に日最高気温は17.5℃を観測しました。

 15時過ぎに寒冷前線が通過した後、西北西の風に変わるとともに再び下層へ寒気が入ってきて気温が下がっていきました。24時には気温が5.6℃まで下がり、日中の気温に比べて10℃以上も低くなりました。

 ●参考:11月17日から18日にかけての気温の推移と11月18日09時の地上天気図

 ●参考:11月18日06時のアメダスによる気温と風の分布

Amagai Daizo


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作成日:2007/11/19
日立市役所 天気相談所