7日の昼から夜にかけて、沿海州を南下する寒冷渦の東側にあたる本州上で、南と南西からの気流が収束し、関東地方北部から北陸地方にかけて帯状に雷雲が発生しました。特に、栃木県の中部から茨城県の北部で局地的に雷雲が発達し、雷を伴って1時間に60mmを超える雨が降りました。
日立市役所でも、18時50分から21時30分にかけて1時間に10mmを超える雨が降り、18時59分から19時59分の1時間には23.0mmの1時間最大降水量を記録しました。今回の雷雲は、栃木県の宇都宮市付近で急速に発達した雷雲が茨城県へ進んできたため、日立市の西部から常陸太田市にかけて雨量が多くなり、総降水量が70〜100mmに達しました。また、雷雲の広がっている方向と進行方向とが同じであったため、なかなか雨が止みませんでした。
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日降水量 |
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日時 | ||
日立市役所 | 51.5 | 23.0 | 07日19時59分 |
北部消防署 | 52.0 | 13.5 | 07日18時00分 |
本山 | 58.0 | 19.0 | 07日20時00分 |
西部出張所 | 70.0 | 29.0 | 07日19時00分 |
諏訪広場 | 46.5 | 14.0 | 07日20時00分 |
南部支所 | 51.0 | 11.5 | 07日22時00分 |
●降水量分布図
●降水量レーダー図と気象衛星水蒸気画像
Amagai Daizo