17日の朝、寒気を伴った上層の気圧の谷が、関東地方を東へ進みました。昨日に引き続き、関東地方の南に収束域が形成され、北から寒気が流れ込んだため、日立市では日中晴れたにもかかわらず、気温がほとんど上がりませんでした。このため、日最高気温は12.4℃と、3月下旬並みの気温でした。さらに、夕方になって日が暮れるとともに気温は下がり始め、真夜中には5℃近くまで下がりまし。
気圧の谷に伴う低気圧は、関東地方の南を通過するときはあまり発達していませんでしたが、収束域に向かって北の高気圧から風が吹き込んだため、沿岸部を中心に北東の風がやや強まりました。日立市でも、明け方04時28分には、最大瞬間風速21.8m/sの北北東の風を観測しました。このやや強い風は、低気圧が東へ離れるにつれて、しだいに弱まっていきました。
●4月17日の気温と風速の時間変化（日立市役所）
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●参考：4月17日03時の地上天気図
Amagai Daizo
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