2007年の1月は、強い寒気の南下は一時的で、冬型の気圧配置は長続きしませんでした。また、下旬に入ると、日本の南海上から本州付近を低気圧が頻繁に通り、南から暖かい空気が入りやすくなりました。このため、月平均気温は6.5℃と平年より2.0℃高くなりました。これは、観測開始以来1989年の6.5℃に次いで高く、1月の平均気温としては高い方からの日立市役所観測記録順位第4位でした。
また、今年の特徴は、明け方の冷え込みが弱かったことです。そのため、1日の最低気温が0℃未満になった日は5日と、平年(16.6日)に比べて非常に少なく、観測開始以来最も少ない記録となりました。
●1月の平均気温
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※順位は気温の高い方からで、1953年から2007年までの統計
●日最低気温0℃未満の日数
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※順位は日数の少ない方からで、1953年から2007年までの統計
Amagai Daizo