RAYFORCE

ある惑星の物語

この物語は、1994年にタイトーが発表したシューティングゲーム「レイフォース」の背景を元に、新たに小説として創作したものです。
連載は1997/2/13をもって終了しました。


導入
 突如反逆を開始し、人類を母惑星から追放した惑星管理システム「コン・ヒューマン」は、ついに人類総殲滅戦の最終段階を発動した。対する人類は、衛星を衝突させ、システムを本星ごと破壊する作戦、「オペレーションドゥームズデイ」を実行に移す。が、機械軍団は強力だった。攻略艦隊は多大な犠牲を出しつつ敗退し、作戦は結果としてコン・ヒューマンの殲滅戦の実施を遅らせただけに終わった。
 2年後、残存兵力の全てを投入した第二次本星攻略戦が実施される。切り札は、サイボーグ化した人間を乗せる新型戦闘機X−LAY。最後の戦いのために、人の心を接続された2機の戦闘機は、衛星の破片を従え青く不敵に光る惑星へと向かった。

登場人物
ルート・ハオプトマン
 外惑星連合宇宙軍大尉。赤いX−LAYに搭乗するパイロット。26歳。女性。サイバネティクス・リンク・システム(機動兵器とパイロットをじかに接続する仕組み)のために、肉体の大部分をサイボーグ化されている。900機撃墜の最高位エース。

ユリアス・ユスティティオ・アウグストゥス
 外惑星連合宇宙軍少尉。同じくサイボーグ化されたブルーのX−LAYのパイロット。21歳。男性。工学部の学生で軍のエンジニア見習いだったが、X−LAYのパイロットに志願し、素質を認められて採用される。

イブラハム・スレイマーン
 外惑星連合宇宙軍大将、艦隊総司令官。57歳。男性。2年前の作戦で全滅した司令部を引き継ぎ、今回の作戦の立案から実行までを指導する。家族を二度、敵機械軍団の殲滅作戦によってなくしている。

ペトラ・ジャコムッツィ
 外惑星連合宇宙軍少将、艦隊予備司令官。32歳。女性。孤児院の出身で、冷徹な作戦遂行をもって知られる切れ者。

コン・ヒューマン
 ある日突如として反逆を開始した完全独立思考型惑星管理コンピューター。185歳。人類に対する大量虐殺、惑星の徹底改造を行った。現在惑星の中心核において、さらなる人類殲滅戦のための総指揮を執っている。

マイストロノフ・E・ノイマン
 科学史家。男性。機械戦役を人類の過ちの清算として捉える史観に立った『機械世紀の贖罪』を著す。

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